夏季休暇明けの最初のに日曜日。本日はお休みの為、何日かぶりの更新となります。昨日は、土曜日でしたが社内の会議の為、大阪へ 出張。終了後はいつもの居酒屋へ行き、高松市への 帰還は、午後11時30分となりました。
昨年の鹿児島実業戦の 0 VS 15からのリベンジ
初戦での同県代表の神村学園との試合での逆転勝ち で甲子園初勝利・初得点・なおかつ県勢の連敗阻止、能代商は1985年の初出場から、26年かけて1点と 初勝利、県勢は14年かけて久々の1勝!
2勝目は完封勝ち
また、私の甲子園での秋田県勢試合観戦での 初勝利!金足農業・明桜戦・昨年能代商から4試合目
広島 如水館との延長12回の激闘での惜敗
やはり負けたとはいえこの試合。満員47,000の甲子園大観衆の前で、2度のサヨナラ阻止 中継でつないだ必死のブレーは、いつまでも心に響きます。サヨナラ負けの瞬間の保坂投手と 崩れ落ち方も忘れられません。試合までのプロセスとモチベーションもすごいそして試合後も。
モチベーションの高さ
昨年の初戦大敗時のスコアーを練習場に、掲げ 練習に励んだ、1年間の成長については 想像を絶する量と質の練習の 継続があったことでしょう。
野球留学が主力となった昨今の甲子園で、
秋田の片田舎の地元野球少年が 全国の大舞台で勝負した。
能代商選手の出身中学は、秋田県内でなおかつ地元。野球留学・特待生などの常連強豪校が 多いなか、普通の野球少年たちの活躍は、本来の地元主体の高校野球の原点チームです。昔は全国こんなチームばっかりだったのに‥‥‥。
高校野球らしい マナー・礼儀もよし
能代商のマナーについては、各紙で読みました。能代商チームが甲子園大会敗退後に、
帰郷した最初の朝。 選手全員が正門に並び、登校する生徒、 職員 一人一人に
応援のお礼のあいさつで迎えたそうです。なかなかできることではありません。
今後につながる、試合終了後のコメント
わたしは、この3試合の内容は、非常に満足だし、今夏は大いに 楽しみました。
しかし工藤監督は、インタビュー記事で悔しい 悔しいを連発していました。また、さよなら阻止の中継スーパープレーのショート畠山選手は、同じく涙を流しながら、悔しい、次は全国優勝しか ないなと言葉を残し去っていたとのこと。
畠山選手は2年生で次期の主将 と聞いております。このコメントは すごいなと思いました。2人とも、この結果全然満足していないんだ。今年のチームは保坂投手に依存したデェフェンス主体のチーム。
さらに上位に進出するには、何をすべきか気付いたはずです。来年は今年主役の保坂投手がいない夏。能代商がどのようなチームで臨むか今後のチームは楽しみです。
機能していた強化プロジェクト
秋田県は昨年までの13年連続の初戦敗退を機に立ち上げた、高校野球の強化プロジェクト。なにをしているのか、強化策 の具体的な動きはどうか、全く情報がなかったのですが ひとつ記事を見つけました。
今回の能代商の打撃は、ファーストストライクから打っていく 場面が多かった。これは、過去 四球などを期待するあまり思い切りよく打てなかった秋田県チームに対して、プロジェクトでは、初球から思いっきりよく打ちにいく 打撃を指導したようです。
今回は少ない機会での集中打での得点が勝負を決めたゲーム が2試合あり、立ち上げたプロジェクトの効果もあったと 考えます。全部で8項目書きましたが、まだまだ沢山あります。心に響いた能代商業の試合ですが、もしドラではありませんが、わたしたちの業務・仕事の中でも 実践すべきことのお手本でした。
大敗・失敗 → 反省と目標設定→モチベーションの維持 → 実践・反復・継続 → 本番での実践 結果 → 反省と次回への目標設定
2010年夏が 大敗での第一章 2011年夏が リベンジと成長と躍進の第二章 今年で完結章か、来年もこの物語の続きが あるかはわかりませんが、秋田県勢の連敗が ストップしたことで、連敗の呪縛からは解き放たれました。秋からの新チームは県内各校ともに内容・実力は未知数 ですが、秋田県勢チームの来年の甲子園でのさらなる躍進を期待します。
これにて、今年の夏の甲子園の振り返りはおわり。 時間あれば、別視点から高校野球については綴りたいと思います。日々つれづれの話題を書きたいのですが、 能代商のおかげで、しばらくは高校野球のネタが 続いてしまいました。能代商業ナインのみなさん、お疲れ様でした。そして みんなの試合は、私の心に響きました。 ありがとうございます。