2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧
もうすぐ冬季五輪が開幕します。世界中のアスリートが雪と氷の舞台に集い、4年に一度の頂点を目指す季節になると、私はいつも一人の日本人選手のことを思い出します。 それが、1956年コルチナ五輪で銀メダルを獲得した猪谷千春さんです。日本の冬季スポーツ…
高校野球・三つの制度変更──春に吹く“変化の風”をどう受け止めるか 2026年春、センバツの代表校が出そろい、球春の気配が一段と濃くなってきました。球数制限、低反発バットに続き、いよいよ今季からDH(指名打者)制度が導入されます。すでに二つの制度が現…
知っている人から、知ろうとする人へ 〜知の使い方、世代のほころび〜 はじめに かつて、知識とは「誰が知っているか」がすべてでした。 職場の先輩、上司、経験豊富な同僚――その人の言葉が、現場の“正解”とされてきました。 しかし今、私たちの手のひらには…
高齢者の暮らしを守るために──スマホ・NISA・電力契約の“静かな落とし穴”にご注意を 「自由に選べる時代」──それは一見、便利で豊かな響きを持っています。 スマートフォンも、NISA口座も、電力契約も、今や多くの企業が参入し、私たちは“選ぶ自由”を手にし…
ネット口座の落とし穴──利便性の先にある“静かな混乱”を見つめて ネット証券やネット銀行の普及により、私たちの暮らしは大きく変わりました。スマートフォンひとつで資産運用ができ、通帳も印鑑も不要。手数料も安く、スピーディー。現役世代にとっては、ま…
AIとセンバツ選考——既得権との静かな摩擦 --- この先の球春の訪れとともに、また春のセンバツ高校野球の代表校が発表される季節がやってきます。 この時期になると、毎年のように「なぜあの学校が?」「なぜこの学校が落ちた?」という声が聞こえてきます。 …
タイトル:60歳での選択が70歳を決める──定年再雇用か、転職か、静かな分岐点 「65歳から考えればいい」 そう思っていた時期が、私にもありました。 しかし、実際に60歳を迎えてみて、はっきりと感じたのです。 65歳になってからでは、選べる道は限られてし…
65歳以降からの再雇用、その“数字のカラクリ”と60歳からの10年設計図 「65歳以降も働ける企業は増えている」 そんなニュースを目にするたびに、少し安心したような気持ちになっていました。 しかし、あるときふと立ち止まり、考えることがありました。 この…
スーパーサブの哲学 〜控えめにして、確かな一手〜 前回、「呼ばれぬ席にて」という記事を書きました。契約社員としての立ち位置や、場を読むことの大切さについて、少しだけ自分の思いを綴ったものです。 今回はその続きとして、私が日々心がけている「スー…
64歳の契約社員の処世術 〜呼ばれぬ席にて〜 ある冬の朝、某メーカーの支店長が来社されるということで、社内には少しだけ緊張感が漂っていました。応対に出るのは、役員、部長、課長の三名。私はいつも通り出社していましたが、特に声がかかることはありま…
プロレス団体と政党再編──“分裂と統合”の先にある物語と制度設計 【序章】プロレスと政治、意外な共通点 正月に久しぶりにプロレスを観戦しました。かつての「日米対抗戦」や「外敵襲来」のような熱狂とは異なり、現在のリングでは多国籍の選手たちが“共闘”…
新しい年が始まりました。 2026年、私にとっては「再スタート」の年です。 昨年、長年勤めた職場を離れ、新たな会社に身を置くことになりました。 終の棲家として選んだ住まいも購入し、今は単身赴任という形で新しい生活を送っています。 環境も人間関係も…
【X(旧Twitter)登録10周年】静かに、そして確かに、10年の軌跡 2016年1月—— あの3連休明け、スマホ片手に「Twitter」という世界に足を踏み入れてから、ちょうど10年が経ちました。 当時は、まさか10年後もこの場に身を置いているとは思ってもいませんでし…
「落選の先にある選択──青森と仙台、次の一手へ」 --- 2025年12月30日、浜田省吾LIVE「第2ピリオド」のファンクラブ枠の当落結果が発表されました。 申し込んでいた仙台公演と東京国際フォーラム公演、どちらも落選。 前回のツアーでもファンクラブ枠は全滅…
「当たらなかった年末、そして記録から始まる2026年」 --- 2025年12月30日、年の瀬も押し迫る午後。 浜田省吾さんのLIVE「第2ピリオド」の当落結果が発表されました。 申し込んでいた仙台公演と東京国際フォーラム公演、どちらも落選。 ファンクラブ枠での申…
「越後さん、能登さん、若狭さん──名字に宿る“西からの風”と、いま再びの北前船」 【序章】秋田を離れる人びと──転出先の地図を眺めて 秋田県から県外へ転居する人の多くは、やはり首都圏を目指します。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県……。進学や就職、転…
AIはマジンガーZか、救世主か ――持たざる者の時代に、希望の操縦桿を握るということ 「マジンガーZは神にも悪魔にもなれる。使う者の心ひとつでな」 これは、アニメ『マジンガーZ』に登場する兜十蔵博士の言葉です。無敵の力を持つロボットを前に、博士はそ…
なぜ“縦のインフラ”は見過ごされるのか ――スキー場エスカレーター事故から考える、制度の温度差 --- ■ はじめに:空気のような存在に潜む危うさ 私たちは日々、エレベーターやエスカレーター、リフトといった「縦のインフラ」に身を委ねて暮らしています。駅…
イケメン駅伝と“目立たない”若者たち——世代を超えて思うこと 正月の朝、テレビをつけると、いつものように箱根駅伝が流れていました。 特に観たい番組があるわけでもなく、BGM代わりに流していたその中継で、ふと「権太坂を通過しています」という実況が耳に…
怪獣と蛇娘と映画館街――昭和43年、能代のスクリーンに灯った記憶 昭和43年、小学2年生の私は、能代市の映画館街で忘れられない2本の映画に出会いました。 ひとつは東宝の『怪獣総進撃』、もうひとつは大映の『蛇娘と白髪魔』。 どちらも、今でも鮮明に思い出…
メジャーリーガーだけが怪物じゃない──地底と秘境の東北怪獣列伝 子どもの頃、新年といえば映画館が楽しみでした。 お年玉を握りしめて向かったのは、東宝チャンピオンまつりや東映まんがまつり。スクリーンに現れる怪獣やヒーローたちは、まるで初夢のよう…
秋田70万人時代──かつての記憶が未来を照らす プロローグ:年のはじめに、静かに思う 年末年始のテレビ番組で、「かつて新潟県が日本で最も人口の多い都道府県だった」と紹介されているのを目にしました。 明治の頃、農業と物流の要衝として栄えた新潟が、東…