さてと本日も過去の記事からの再アップ。 昨日からの情報で能代市民球場が閉鎖になるとのことで、オッサンの中では能代市営球場。時代の変わり目に無くなるのか。一中二中定期戦や県北大会さらに全県高校招待野球では県内の各校のエースが投げてました
1961年秋田国体では高校の軟式野球の会場で、天覧試合となったと訊いてます。そんな折から今回は前回に続いて能代市勢の高校野球記事。そういえば、如水館の迫田監督も勇退されました。2012年3月4日にアップした記事から。7年前まだ四国の高松市に在住中です。
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今日は日曜日でお休み。昼から表題の記事が掲載されている本の購入へ・・・。そうなんです表題の試合は 能代商VS如水館の昨年夏の3回戦の激闘。 この試合 私の中での秋田県勢甲子園3大名勝負のひとつ。
わたしの中の秋田県勢甲子園3大名勝負の3試合は
1984 昭和59 夏第66回 準決勝
金足農 ● 2 - 3 ○ PL学園
1990 平成2年 夏第72回 2回戦
秋田経法大付 ○ 3 - 2 ● 育英
2011平成23年 夏 第93回3回戦
能代商 ● 2 - 3 ○ 如水館
偶然にも全て同一スコアー! もっとも緊迫感がある内容なのかも?現段階では 勝手ですが、わたしの中では、この様になっております。白星がひとつで黒星がふたつとなりますが・・・。ネットからこの記事の掲載を知り、ベースボールクリニック3月号購入の為に本屋を彷徨いました。
昨日は帰宅途中で天満屋の宮脇書店、今日は ゆめタウンの くまざわ書店、さらに三越近くの紀伊国屋と、いづれも置いておらず半ばあきらめかけて最後にレインボー通りの宮脇書店南本店へ。そこで ようやく購入!
本とDVD見ながら 試合を振り返りました。ベースボール・マガジン社より840円でした。掲載記事は全7ページ 能代商-工藤明監督(35歳)と迫田穆成監督(72歳)と試合の序盤・中盤・終盤と試合の経過を両監督の証言からの分析 !
工藤監督は選手にゲキをとばし共に戦うタイプ、迫田監督は知将・戦略家ですね~。ゲームに対する考え方も、能代商-工藤監督は一貫して先攻にこだわり、如水館-迫田監督は「私は木のバットで育った男ですから」と語る後攻型。
一見静かな迫田監督だか、中盤から 盗塁・バントなどあの手この手で 仕掛けてる !
こうして改めてDVDを見るのも面白いです。そして、試合は終盤・延長戦の攻防へ。あの9回裏のサヨナラ阻止の奇跡的なバックホームでも、如水館の2塁ランナー 安原選手はチーム一の俊足それゆえにハーフウエイではなく、タッチアップの位置からでも、本塁へ還る自信があったとのこと。
迫田監督は自信が油断になったと語る。いや~深いです!地元の高校野球ファンには、永く語り継がれるであろうシーン、9回裏の奇跡的なタッチアウト !
能代商業は12回裏の守りへ・・・。先頭バッターはエラーで勝ち越し点を与えてしまった門田選手、 きわどい球を選んで四球で出塁、2塁へ進塁、そして気迫の3盗 !
これがきっかけで 同点 、そして 逆転サヨナラへ・・・・・。ランナーが門田選手だったことが 結果として勝負のアヤになったような。
「私自身すごくいい勉強をさせてもらった。5秒8の安原がホームでアウトになったり、7秒2の門田が3盗してホームにかえってくる ここらが野球の難しさ、面白さ なんだと」
これが、72歳の優勝経験もある名将の言葉です。恐るべし !わたしが、この試合を見る場合は、秋田県出身の為、能代商業サイドの 視点のみで見てしまいますが、こうした内容をみていくと、そろそろさらに 興味深く試合が見れます。
さて もうすぐ高校野球も春のセンバツの抽選会・そして開幕へ。さらにセンバツでの東北勢の活躍はいかに? 今年の甲子園はどんなドラマが待っているのでしょうか。夏の秋田県代表チームは・能代商の3連覇 ? 本格派の近藤投手擁する秋田商 ? それとも 好左腕 砂田投手の明桜でしょうか? 球春は、もうそこまできています。今年も楽しみですね では 今回はこのへんで・・・・・。
久々の高校野球のカテゴリーでした。