さて定年再雇用非正規嘱託社員のおっさんにとって、最大の懸念材料の1つが、雇い止めの危機。幸いにも今年度の1年も再雇用となりました。先ずはよかった。
定年再雇用嘱託の仕事へのモチベーションは、フツーだと低い人が大部分。そりゃぁ この先の昇給・昇格ナシかつ収入源となれば、テンション高い方がむしろ異常。それでも高い意識で取り組める方は、よほどの人格者。
ただ、テンションの低さを見破られると、酷い場合は雇い止めに合う可能性もあり。これからは、適度な演技やパフォーマンスしながら送り、定年再雇用の雇用期間を乗り切るしか術はナシ。1年でも長く勤めることが最大な関心事の1つ。
一方で、昇給や昇格も無いことから、正社員当時にあった、上への過度な忖度の必要もありません。節度あるマナーで十分。さらに今の職場はコンプラとルールの順守が優先されるので、有給休暇の取得も昭和の頃に比べると雲泥の差。ほとんど取れなかった有給休暇も、これからは少しは取れそうです。
本年度は62歳 来年度は63歳 次が64歳 そして65歳 。 この先は実年齢の数字を逆読みし、26歳 、36歳、 46歳、56歳の当時の気持ちで演じるのが理想。引退は65歳で気持ちは56歳。これなら辻褄が合う。
65歳の年金支給まで3年と数ヶ月。ほぼ消化試合となる職場は舞台、ベテラン俳優の名演技とパフォーマンスの日々。まぁ65歳からも少ない年金額の支給なので、その先も何かはしないといけない現実もあり。それでも理不尽なことばかりの会社員の日々からのリタイア後は、ストレスからの解放は何より。
定年延長や定年廃止の話題もありますが、年金支給年齢の先延ばしからくること。その中でわりに合わないのが、団塊ジュニアや40代の氷河期世代。現在の年齢だと40歳~54歳あたり。会社や社会では、今が中堅どころの働き盛り。
それより若手であれば、様々な退職金減額や年金問題の情報からiDeCoや積み立てNISAなど個々の対策もありますが、当時の世相からもそんな余力もないままに現在に至った世代。定年再雇用のおっさんの上長に該当するのがこの世代。10歳以上の年下に指図されるのも気に入らないことも多々ありますが、もっとも気の毒な世代からならば、それも致し方なし。
この先の1年の労働のタイムスケジュールは、早起き早寝。夜よりは朝がはかどります。そのかわり夜はサクッと退出しましょう。では またです。