四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

知らなかった!能代山本の郷土紙、北羽新報のホームページリニューアル

知らなかった!能代山本の郷土紙、北羽新報のホームページがリニューアルされていたなんて。北羽新報社|より速く、より正確に、心通う紙面づくり (hokuu.co.jp)

 

 

この地域の出身者にとって、北羽新報は最初に接するメディアの一つです。

昭和の頃は、朝日や読売のような全国紙の購読はなくとも、北羽新報を宅配している家庭は多かったものです。秋田県には地元紙の秋田魁新報があり、絶対的な地位を占めています。秋田県内では、全国紙よりも購読数が今でも多いでしょう。もし余裕があれば、郷土紙や地元紙、全国紙または日経を読むのがベストですが、そんな家庭は少ないでしょう。

それどころか、このインターネット全盛の時代には、新聞の購読数は減少傾向にあります。むしろ、新聞を一切購読していない方が多いのではないでしょうか。私も現在は新聞を購読していません。

いずれ紙ベースの新聞は電子版に取って代わられる運命にあるでしょう。ただし、紙ベースの新聞には独特の味わいがあり、インクの匂いや手触り、視覚を通じて五感で感じることができます。

地元のニュースに関しては、郷土紙に勝るものはありません。身近すぎるため、個人情報保護の観点から記事作りも難しい側面があることは想像に難くありません。1980年前後に北羽新報で企画された「フレッシュ若者!」は、スマッシュヒットなコーナーでした。地元で就職した新入社員を個別に取り上げることは、当時同年代だった私にとっても興味深いものでした。

また、首都圏で暮らす出身者の中には、郵送で北羽新報を購読する方もいます。その目的は、死亡広告の確認です。離れて暮らしているからこそ、お世話になった方や知人の生死が気になるものです。

当ブログの重要なテーマである高校野球についても、能代市のチームに焦点を当てた北羽新報の記事が大好きです。実家に帰ると、春夏秋の大会の記事をまとめて読むことが楽しみの一つです。

残念ながら、人口流出が続く能代市や秋田県ですが、それでも地元を離れて県外で暮らす人々の中には、地元のことを気にかけている方がたくさんいます。この先、インターネット上での電子版の発行も、郷土紙の生き残り策の一つです。地元紙や全国紙にはない独自の切り口や情報があれば、一定の読者層は存在します。私なら、地元高校野球の情報があれば、購読を検討します。

5月から開幕する春の秋田県大会、そして夏の選手権大会に向けて、スポーツシーズンが始まります。郷土紙である北羽新報からの地元校の情報発信に期待しています。ではまた。