四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

成るか能代松陽の夏春夏の3季連続甲子園出場

現実の目標となった全員野球で全国制覇

山梨学院の初優勝で閉幕した春の選抜。初出場の能代松陽は1勝1敗のベスト16でクローズ。大阪桐蔭戦の接戦から、甲子園に爪痕は残した戦いっぷり。内容からも、全員野球で全国制覇を目標に掲げるチームにとっては、これが壮大なる夢や絵空事ではなく、現実的な目標であることが証明された大会となりました。さて次のステージは、3年生にとっては高校野球の集大成となる夏の選手権。

ハードル高い春夏と3季連続甲子園出場

秋田県勢の春夏連続甲子園へのハードルは高い。21世紀枠 直近の由利工より遡ること平成8年迄延べ選抜出場10チーム。春夏連続は僅かに1チーム 、2004年カープドラ1投手擁した秋商のみ。NOSHOはこの現実を乗り越えることから。この先チーム奮い起てる為にも、春と夏は別物と思ったほうがよさそうだ。

さらに秋田県高校野球史で夏春夏の3季連続での甲子園出場も少ない。1979~1980の秋商・1989~1990経附。1960~1961 小さな大投手の秋商も春夏春の3季連続。今まで達成したのはたった3チーム。

春夏は1981の経附(1982夏も出場)・1984の金農・2004の秋商とこちらも少ない。ただ後にも思い出せるような力のあるチームばかり。今夏松陽が夏出場できれば3季かつ春夏連続で甲子園でも上位進出が期待できるチームとなります。

一方 1998~1999の金農、2005~2006の秋商は夏春までで3季連続を逃している。1999 第一シードの金農は初戦で秋工に、2006秋商は初戦の本荘に破れている。夏の初戦は鬼門、能代松陽の春は先ずはシード権確保から。

※秋田県勢歴代春夏甲子園出場校

秋田・全成績  

トップレベルとの1点の高い壁

秋季大会で接戦だったチームも一冬越えてレベルアップしてるだろう。夏はトーナメントの一発勝負と日程後半のきびしいスケジュール。 春大はエース投手抜きで、2番目以降の投手のレベルアップや攻撃力の引き出しを増やすことに期待。

センバツの上位校はやっぱり投攻守すごい。全国トップレベルの大阪桐蔭との差は僅かに1点。されどこの1点差は、ものすごく高い壁。この1点を取り勝ちきる大阪桐蔭の攻撃力の引き出しの多さは、凄みさえ感じます。

大阪桐蔭戦の善戦から評価上がった能代松陽。地元出身の一人として素直に嬉しい。ただベスト8に進出した場合は強豪&過密日程。全国制覇するには、タイプが違う強豪との連戦。攻撃力の引き出しの多さと、2番手以降の投手力は必須。夏までまだ時間は十分

能代松陽も夏に向けて始動。3季連続の甲子園出場と甲子園での勝ち上がりを願ってます。確かに春夏連続は秋田県ではハードル高い。ただ甲子園での高みを目指すなら、是が非でも越えないと。夏戦えるよう、複数投手と打撃力アップは必須。センバツの4強をみればわかります。

次は春の県大会から春季東北大会のステージ

東北地方に深紅の優勝旗が翻ったのは、仙台育英が持ち帰った昨年の出来事。ここまでくるのに約100年を要した1点差の高い壁。階段を1段1段上がっていき、辿り着いた頂点。春と夏は別物、夏のチームは先ずは5月の秋田県大会そして6月の春季東北大会を目指すことに 。

東北大会の会場は、新装となった盛岡市のきたぎんボールパーク。夏のNOSHOは、東北6県の並み居る強豪を破り東北No.1を目指し、そして集大成の夏の甲子園に臨んでほしいもの。


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3季連続出場成れば、応援費用もかかります。夏のアルプスには大応援団を!

では またです。