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新年度の嘱託社員の契約書

さてと3月も後半戦、本年度もあと僅か。おっさんの手元に届いた書類は、来年度の嘱託社員の契約書。これで1年間よほどのことがない限りは、仕事は続けられ給与も振り込まれることに。

現在の法律では年金支給の65歳までは企業に雇用義務はあるものの、やはり非正規の身としては書面を見るまでは安心できません。

年金といっても先細りの制度となった今、若手の頃からの貯蓄と投資は大事だったと今さら気がついた次第、ただ時は既に遅し。今20代~30代の賢明な皆さまは既にお気づきなはず、最後に守ってくれるのはお金だけです。

ましてやコロナ禍、さらに欧州では戦火、この先は物価が上がり、所得は上がらずこれ迄にない不安定な世相。ほんの5年前に現況を予想してた人はほぼ皆無。

不況になった場合、真っ先に雇用の調整弁となるのが、非正規社員や派遣社員。潤沢な貯蓄やFIRE暮らしができるほどの資産も無いだけに、この先も生きて行くには先ずは仕事。

仕事と言っても一昔前の窓際の安泰はないどころか、正規社員と同様の内容で結果も出さないと雇い止めのリスクもあり。老害と呼ばれないようにデジタル化にも追従して、新たなことにも取り組みが必要。

その一方で、嘱託社員の立場をわきまえて、余計なことは言わない奥ゆかしさも必要。これじゃあ正社員よりもキツイ。

そう考えると、この国の正社員は守られていることには違いありません。せめて正社員の間に定年制は65歳に引き上げるか、定年廃止を法制化してほしかった。

この先の労働力不足を考えると、定年の延長や廃止は時代の流れ。さらにもっと先にあるのは、ロボットを含めた労働のAI化ヘの移行。

もっともこの頃にはもう存命ではないはず、どのような未来か見れないのは残念。

予想できるのは、人口減少で労働人口と生産人口が右肩下がりの中、このままではこの半世紀でこの国は没落するだろうな。それが見えているにもかかわらず、何も手を打たない政治家と大人しい国民。

不幸な欧州の戦争を機に、この国が目を醒ますことに期待するしかありません。

世の中では戦争や疫病や地震が最大のニュースですが、一個人としては収入源のことは死活問題。もっともこの悩み事も、平和で安定した秩序が保たれていることが前提で、さらに健康で生き続けることが大前提。では またです。

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