四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

IT管理社会の入口で――2015年春の街角から

2015年4月・第2週の月曜日

街では、新社会人と思しき若者たちの姿を見かけます。スーツ姿が新鮮に映るのも、今だけかもしれません。数か月もすれば、街並みにすっかり溶け込んでしまうのでしょう。

新人たちの部署や職場への配属は、これから本格化する頃でしょう。同じ会社に勤め続けるにせよ、将来どこかへ転職するにせよ、「最初の職場」や「最初の上司」の影響って、何年経っても大きいものです。

昭和の時代に社会人になった私たちは、考え方や判断の基準が、最初の数年で体に染みついているように思います。

最近の就職事情を見ていると、正社員として入社すること自体が難しくなっています。コンプライアンスが重視されているはずなのに、ブラック企業のような成果主義・効率偏重の風潮が根強く、労働条件も決して良いとは言えません。

私などは、社会人としての後半戦を歩んでいる身ですが、これから30年以上もこの状況下で働き始める若者たちのことを思うと、正直、胸が苦しくなります。生き残るための競争と管理の中で、倒れてしまいそうになるのではないかと。

パソコンとスマホ、報連相のメールで一から十まで管理され、まるで体内にチップを埋め込まれる寸前のような労働環境と就業規則……。都合の良いIT化の波に飲まれて、いずれは休日も休憩も睡眠時間までもが把握される時代が来るのでは、とさえ思ってしまいます。

もし、1%の勝ち組のためのアベノミクスや経済成長なのであれば、この先の日本はどうなってしまうのか。お先真っ暗ではないかと、つい考えてしまいます。

新人もベテランも、職場ではなかなか本音を言える環境ではありません。だからこそ、私はこうして日々、ブログに思いを綴っています。

職場の人たちは、私が家でブログを書いていることも知らないし、高校野球や浜省が好きなことも、ほとんど知らないでしょう。フェイスブックでは、こうはいきません。

結局のところ、本音を語るには、ハンドルネームや匿名性が必要なのかもしれませんね。

では、また。