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【2024年春】低反発バット導入で戦況は混沌 金足農業、明桜、能代勢…注目のチームは?

春の秋田県大会の組み合わせがようやく決定しました。地区大会がなくなったため、春のシード8校は昨秋の県大会のベスト8となります。さらに重要な夏のシード校の選出は、この春のベスト8から行われます。

接戦続きだった現チームの2023秋季秋田県大会

【高校野球】組み合わせ-第75回秋季東北地区高等学校野球秋田県大会 : 一球速報.com | OmyuTech

 

夏の甲子園を目指すなら、まずは夏の秋田県大会のシード権を獲得することが各チームの目標です。

昨秋の大会は接戦が多く、春のベスト8の顔ぶれが大きく変わることもあるため、予想は難しいです。新ルールである低反発バットの導入もあり、今年の展開は例年以上に予測がつきません。

守備、投手力、そして正確な犠打が求められる中、金足農業の野球はこれらのイメージに最も合致します。昨秋の優勝校であるだけに、今春も有力候補の一つです。私学の明桜も、昨年の甲子園での経験を持つ2人の投手がいることが大きな強みです。

一方、能代市勢はおっさん押しです。能代松陽は監督が交代し、秋高時代に選手として甲子園出場経験もある新任監督が、初の甲子園出場を目指します。

能代高校は長い間甲子園出場から遠ざかっています。今春の新入部員はわずか5人ですが、県の上位進出を果たして復権を目指します。

能代科学技術の監督は、平成4年に能代高校が甲子園出場した際の主戦投手です。高校野球に精通しているだけに、その動向が注目されます。

新監督が甲子園目指しチームづくり 能代市内3高校 - 北羽新報社|より速く、より正確に、心通う紙面づくり

開幕は5月10日の金曜日、決勝戦は5月26日の日曜日です。週末を中心とした日程で、能代と大曲の試合はありますが、3回戦からはすべて八橋球場で行われます。こまちスタジアムが改修工事のため今年度いっぱい使用できないため、八橋球場がメイン会場となります。県外に住むおっさんにとっては、アクセスが良い八橋球場での土日開催は大変ありがたいことです。

今回もAABさんが八橋球場からのネット配信を行ってくれるので、非常に助かります。

AAB高校野球特設サイト

秋田県の人口減少に伴い、出場校数も減少しました。そのため、初戦から甲子園出場経験のあるチーム同士の対戦が見られます。将来的にはさらに出場校数が減少し、統廃合が現実的な状況となるでしょう。能代市では一校に統合される可能性があり、秋田市以外の市町村の学校もいずれ統合される運命にあるでしょう。未来を受け入れつつも、まずは今を楽しむことが大切です。ではまた。