さて 4月となりまして 私の住む香川県では高校野球の県大会は 既に終了 選抜出場の英明高校抜きで開催でして、丸亀城西が優勝しました。 四国大会は5月に開催予定です。 一方で注目している東北地区はというと県の地区大会は5月で県大会も5月 さらに春の東北大会は6月5日から、最重要の甲子園予選は7月11日からです。
毎年思うのですが、甲子園予選を前にした6月に東北大会というのは あまりにも夏の予選まで過密なスケジュールのような気がします。
平成26年度秋田県高等学校野球連盟事業計画 2015年度行事予定表 香川県高野連
まあ日本の南北で温度差っていうのは仕方ありませんが、 東北地区の高校野球のスケジュールは前倒しできないものでしょうかね。
今春の東北大会は秋田県開催なので、秋田県のチームの負担は軽減されますが 例えば遠方の福島県開催だと、前泊・後拍含めて決勝進出の場合 かなりの日数を移動と宿泊と試合にとられてしまいます。
せっかく他県の強豪校との公式戦ではありますが、6月開催だと 無理に出場しないほうが夏の予選への仕上げ・調整には有利と考えるでしょう。 それならば、いっそのことスケジュール前倒しで開催すべきと考えます。
過去に春の東北大会で連戦し、肝心の甲子園予選を前に故障した選手もおります。 東北大会から夏の予選まで1か月足らずでは なかなか回復は困難です。
思うに4月から7月の甲子園予選まで 3か月しかないわけです。 選抜に出場したチームの場合は、春の甲子園での試合があった分、 夏の予選へ向けた新チームとしてのスタートは、むしろ出遅れているかもしれません。
秋田県の場合の春夏連続出場できる確率は約50%、さらに春夏連続出場のチームも 過去 予選・決勝はかなり厳しいゲームの中で出場を決めています。
夏の秋田県大会は、大曲工業が唯一 春夏連続出場に挑むわけですが センバツの実証された強力打線は、4月の現段階で全国でもトップクラスと思います。 秋の大会から春のセンバツまでの期間と、春の東北大会から夏の予選までの短い期間 まったく相違する時間の長さの中で、夏の予選までの仕上げ方 ここらあたりが 春夏連続出場を注目するにあたり 興味深いところです。
秋田県の春の高校野球はこれからですが、この強力打線を止められる 投手陣が他チームにいるかどうか 注目していきたいところです。 春の県大会を強力打線で勝ち上がった場合、夏の予選はさらに注目で追われる立場。 県内で勝って当たり前のチームのイメージは、予選のプレッシャーってさらに大変。 夏の予選は実力はもちろん、仕上げと調整はそれより重要なのかもしれません。
選抜で1勝し、2回戦の浦和学院戦で二ケタ安打の打線は現段階では 他校との差は圧倒的に違います。
それでも春夏連続はというと安泰ではないでしょう。 特に野球留学生で他県からの選手を獲得している明桜高校と 夏の予選直近5年間で、4度決勝進出している能代松陽 この2チームが 大曲工業とどう相対するか 春から注目していきたいです。 では またです。