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“春の陣への序章:秋田県大会の熱戦と新たな展開”

昨秋の準々決勝が全て1点差ゲームで決着した秋田県大会。一冬を越え、各チームの実力が明らかになる春の秋田県大会が5月10日から開幕します。YouTubeの予想動画でも注目される混迷の春の陣。

新1年生の新戦力と新任監督を迎えたチームもあり、夏のシード権争いは全くの不透明。さらに、低反発バットの導入というルール改変も控えています。

GWの休暇を利用して能代市の実家に帰省したため、本日は能代松陽グランドでNOSHOと本荘高校の練習試合を観戦しました。両校とも昨秋の秋田県大会でベスト8に進出し、1点差で敗退しています。特に本荘高校は、優勝した金足農業高校に1点差で惜敗しただけに、久しぶりの甲子園出場も視野に入れているチームです。

能代松陽と本荘高校の第一試合では、中盤と終盤に長打で加点した能代松陽が6点、連続2塁打で先制した本荘高校は2点で終了しました。両チームともに低反発バットの影響はあまり感じられませんでした。

 

終盤に満塁から能代松陽が走者一掃の長打を放ちました。NOSHOの主軸はフルスイングが多い印象です。松陽・本荘の両校ともに守備は安定しています。春の大会での対戦があるとすれば、それは準決勝になるでしょう。春の大会の開幕は今週末からで、非常に楽しみです。

 

 

日程が合えば、次の土曜日から春の秋田県大会を観戦します。特に注目しているのは能代市勢と明桜、秋田修英の私学2校です。秋の優勝校の金足農業高校を筆頭に、秋季秋田県大会で上位に進出したチームからも目が離せません。

決勝進出の2校は6月に宮城県で開催される東北大会へ進みます。同月には夏の選手権大会の抽選会もあり、ここから夏の大会に向けての日程が密になります。土日は練習試合が有力校ではスケジュールに組み込まれているのが常です。

試合と練習の繰り返しの中で、本番までの調整は指導者にとって重要な仕事の一つです。今年も夏の扉が開かれます。では、また。