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シード校に初戦の鬼門 2023夏の秋田の高校野球

さて2023年夏の選手権秋田県大会開幕まであと10日あまり。今日のテーマはシード校初戦の鬼門。トーナメントを勝ち上がれるうえで、有力校同士の序盤での対戦を避ける為のシード制。今年に限っては、シードとノーシードの差が接近していることから意味を為さなくなりました。

ざっとあげた注目カードは、第1シードの明桜VS甲子園出場実績の角館、第3シードの秋田南VS県南 私学の秋田修英、第4シードの秋田中央VS甲子園準V名門 金農、第5シードの花輪VS 県南の大曲農業、第7シードの横手高校VS夏春甲子園 能代松陽。どれも結果の予想が難しく、シード校で順当な勝ち上がりが予想されるのは第2シードの秋商のみ。

トーナメントを勝ち抜く上で、初戦の入りは特に重要。できれば完封とコールド発信で勢いをつけて次戦に臨みたいのはどのチームも同じ。一方で波乱があるのも初戦。夏の初戦は優勝を意識しているチームほどプレッシャーがかかり、本来の力を発揮できないままゲームが進捗するのは地方大会も全国大会も同じ。波乱が起きるとしたら初戦。

 

まだ記憶に新しい昨夏の第1シードのまさか!

【秋田】エース菅原擁する第1シードの秋田商が初戦敗退 湯沢翔北が金星 : スポーツ報知

1999年春選抜出場第1シードの金足農業も、秋田工業の前に2-6と初戦敗退! http://bibijr.com/akita/81

推しの能代松陽はノーシード。本来であれば初戦シード校との対戦はチャレンジャー。ただ春の選抜出場と昨夏の甲子園出場から3季連続甲子園出場を目指しているチーム。相手がシード校とはいえ、NOSHOも3季連続出場の為にも絶対に落とせないゲーム。シード校・ノーシード共に鬼門の初戦。ただ双方ともにこれを乗り越えれば、一気に波にも乗れるゲームでもあります。

NOSHOの投手陣は、横手高校の強力打線をいかに封じるか?夏の登板が予想される能代松陽投手陣は、No.5・ No.10 ・No.1エースの3投手。秋の県大会横手戦はNO1とNO10で7失点。ここは秋に投じていないNO5でいくのか?

一方で春から低調な情報だけが伝わってくる打線。夏の得点のキーは1番2番の出塁から。特に足攻は相手守備陣へのプレッシャーから、時にエラーも呼び込みます。夏は泥臭くとも、果敢に1点を取りにいく野球が見たい。

【センバツ】能代松陽のスイッチヒッター・淡路建司「塁に出ることが最優先」 : スポーツ報知

いづれにしても、当日の舞台は八橋球場、能代松陽ベンチはどんな対策・オーダーで初戦に臨むのか今から楽しみです。ではまたです。