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能代松陽 夏はノーシードからのリベンジへ 2023春の秋田県大会

能代松陽 夏はノーシードからのリベンジへ 

春のセンバツ16強の能代松陽が、まさかのサヨナラ敗けで春の秋田県大会は3回戦で敗退。この結果 2023年夏の秋田県大会は、ノーシードから甲子園を目指すことになりました。能代松陽の夏は、ノーシードからのリベンジへ !敗戦も残念ですが、NOSHOの公式戦は春のセンバツから、もう夏まで見れないのがもっと残念。

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春の東北大会より今はじっくり練習の日々

ただ、2010年と2011年の夏の選手権もノーシードからの甲子園出場。記憶に新しい昨夏の秋田県大会も春は秋田商業に敗れ、8強シードから甲子園出場。2010年・2011年・2022年の直近3度の出場は、いづれも春の東北大会未出場から夏の県大会へ。さらに準優勝となった2012年・2014年も東北大会への出場はナシ。振り返ると、能代松陽にとって6月の春の東北大会への出場より、この時期じっくり練習と調整、練習試合に充てた年ほど、夏の好成績に繋がっております。

一方で直近で春の東北大会に出場した2013年・2017年は、決勝戦進出前に敗退。

春の危うさと夏の厳しさを知る指導者

1993年の能代商業は当時の主軸が現監督。春の東北大会準優勝を引っ提げて臨んだ夏の秋田県大会。 東北春の大会1993年(平5年)

初戦は角館に1点差の辛勝、2戦目で本荘に1-8で散る。春夏のチームの調子を維持する難しさを身に沁みて知ってる指導者。この指導者のもとなら、夏のNOSHOはきっと決勝まで駆け上がる。

それでもこの度は春のセンバツに東北代表で出場しただけに、さすがに8強シードを逃したことは想定外?

NOSHOは今が底、夏はピークに

夏までの課題はただ一点 打撃力。例年、夏には仕上がってくる能代松陽打線。これで最大級のノーシード爆弾となりました。春の収穫はエースに続く2人の投手が、完投さらに好投したこと。

これで夏の県大会と甲子園の暑さと、タイトな日程に対応できる投手陣が揃いました。投手陣が複数枚揃うのは、秋田県内で思い浮かぶのは明桜高校でしょうか。

さらに打線は水物。 今が底だとしたら夏のピークに向けて上げ潮となるだけ。

春の選抜で好投したエース投手の公式戦は、これで夏までお預け。秋田県内各チームは、夏本番でこの好投手の内外角への速球とカットボールに初めて対峙することになります。好投手が多い印象の今年の秋田県高校野球。夏の大会日程後半ほど、複数投手のチームがベストコンデションで臨めます。では またです。