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「敵を知り己を知れば百戦危うからず」2023夏に挑むNOSHO

7/1~2の青森県八戸市の遠征試合を、能代松陽4VS光星学院4 能代松陽4VS八戸工大2で終えたNOSHO。秋田県大会初戦の横手高校戦まで一週間きりました。伝わる情報では調子は上々、心配なのは7月9日日曜日の秋田市の天気。

おっさんの本音を言えば、初戦でシード校横手との対戦は避けたかった。できればもっとトーナメントの上で対戦してほしかったものの、この度のNOSHOはノーシードの為致し方なし。

直近での対戦は秋季秋田県大会の準々決勝、秋季大会で書いたブログ記事内にあるように、能代松陽投手陣がこれだけ打たれたのは、公式戦では昨夏の甲子園以来。

能代松陽 010031012=8

横手高校 000300004=7

www.nintamam.com

その後両チーム共に冬と春を越えての夏本番での初戦対戦。横手高校打線は、おそらく秋田県内ではトップクラスの強力打線。それを迎え撃つ能代松陽投手陣も秋田県内ではトップクラス。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」先ずは難敵 横手高校の春の大会と昨秋の振り返り

2023春の秋田県大会

秋田県立横手高等学校(秋田)-チーム-大会別成績 : 一球速報.com | OmyuTech 

2022秋の秋田県大会

秋田県立横手高等学校(秋田)-チーム-大会別成績 : 一球速報.com | OmyuTech

記録を見ると、特に上位打線の出塁率が高い、そして守備陣は投手の自責点のわりには、ゲーム全体での失点が多い。

この状況から推測するに、横手高校は秋田県内トップクラスの進学校でもあり、毎日の練習時間も制約があるのでは?その中で、打線が看板のチームは練習時間の殆んどは打撃、守備に要する練習時間はそれほど割けてないのが実情かと。

能代松陽側の視点に立てば、投手陣は上位打線の連打を凌ぎ、ビックイニングを避けるゲーム展開に持ち込みたい。

一方で松陽打線の好不調が読めないだけに、とにかく一番二番が出塁して、相手守備陣に足と犠打でプレッシャーをかけ続ける展開が理想。この試合では、俊足のスタメン2番をトップに持ってくるのも面白い。

能代松陽が頂点を取る為にも、大事な初戦は投打共に波に乗って勢いで押しきってほしい。横手高校の強力打線には、秋に対戦が無かった安定しているNO5先発?先々を考えて、ここは完投が理想。

ただ負ければそこでゲームオーバとなる夏の大会。展開によってはNo.5先発→No.1に継投、交代後もNo.5が3塁守備と打線の主軸。No.1登板後はエース投手に長打もあることから、さらに打線にも厚みができます。一方、万一No.1が不調の場合は再びNo.5の再登板も可。最も大事な試合の後半で、柔軟な対応ができる複数投手での継投が勝ちを呼び込みます。

秋田県大会の3回戦までは試合間隔もあり、まだまだ序章。キビシイのがタイトな日程となる準々決勝・準決勝・決勝戦の3試合。ここに、いかに良いコンディションで臨めるか。

さて、過去のNOSHO  対 横手高校 夏の対戦成績全部 1959年 1984年 2015年 高校野球の長い歴史の中でも夏の対戦は少ない両チーム。2023年はどちらが勝ち上がるか?

NOSHO 2勝 横手高校 1勝  http://bibijr.com/akita/14015