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コロナ暮らしの1年 でどう変化したのだろうか

 

コロナ禍暮らしの1年

直近で東京に行ったのは昨年の2月。いまだに仙台にも行けてません。2020年からのコロナ禍での暮らしがまだ続いています。大都市圏の緊急事態宣言が解除になったものの、丸一年が経過。事態の深刻さは、東京五輪延期と春夏の甲子園が中止の事実で十分。

それにしても、これほど帰宅が早かった1年は、これまでなかった年。通常の休日がフルにあって、残業も少なく帰宅も早い。この間さらにテレワークもありました。外出もダメなので、もっぱらインドアの日々。

普段から志が高い方は、この機会に何かを習熟するには絶好の時。大部分の方は、その貴重な時間はスマホやネットやゲームに費やしたはずかと。おっさんもこの時期 ネタはないのですが、ブログの投稿だけは多かった1年となりました。

さて、コロナはこれから先も完全終息することなく、しばらく続くのかなぁ?ここがもっとも興味深いことの1つ。少なくともワクチン接種から収束に向かうものと思われますが、ただ変異種も確認されていることから、完全終息というのはまだ先のことかもしれません。

変化があったコミュ力と業種の在り方

この1年でもっとも変化があったのは、コミュニケーションのあり方とそれに伴う業種の在り方。

ソーシャルデスタンスなので、公私共に従来のあり方に変化。現業の方は職種の性質上テレワークはできませんが、営業職を含む事務系はテレワーク、会議もリモート。zoomやteamsが幅を利かせ、マイク付きヘッドフォンは売れまくりました。

業種ではご存知の通り、飲食と旅行業は大打撃、それに伴う関連業種にも波及。密がダメなので冠婚葬祭やライブやスポーツ観戦のあり方も変化。それにしても、大宴会を収益としているシティホテルなどの経営は大丈夫なはずないか?

またライブやスポーツのイベンターやアーチストも危機的状況に。この先再開しても、観客数が制限されるなか、クオリティの高いライブステージや経費がかかるイベントを維持していかなければならなりません。テケット代金の値上げと放映権料は高騰するだろうなぁ。

一方で、コンビニやスーパーなどの量販店、ドラックストアーはフツーだろうし、ネット通販は大盛況。また、晴れの日を失ったことから、高級品やブランド品を扱う百貨店はダメで、テレワークの影響でスーツ業界も同じ。おっさんもこの一年、スーツやネクタイなど身に付けることは皆無でした。

ぼんやりしたことが可視化された1年

企業の業績が悪化すれば、当然のことながら人員の見直しに走るのが常。平常でも非正規に皺寄せがくるのだから、非常時はなおさら。次にくるのは中高年や嘱託の身。いやいや会社そのものの存在が失くなれば、従業員は全員仕事が失くなります。

その反動で巣籠もり需要もあり、産業界は二分化。コロナが長引くことで派生するライフスタイルの変化から、この先の産業構造まで変化するから恐ろしい世の中です。

さらに、コロナ禍で今迄はぼんやりとしたことが、可視化された一年でもありました。テレワーク上では、中間管理職は本来の監督と指導ができなくとも、経営陣と現場と現業のスタッフさえいれば業務は回りました。

社内外のコミュニケーション力が持ち味の古参のおっさん社員も、活躍の場を失いました。これからはリモートでのコミュ力にシフトするのでしょう。

変革も変動も元気で健康なら十分

今の現役世代は戦争を経験してない方が殆んど。おっさんもその一人。まさか2020年に疫病の社会を経験することになるとは…。第二次大戦後、新たな戦火に見舞われることは幸いにもなかったこの国。それが当たり前と思っていた最中、この10年で大地震と疫病が襲いました。

ただ、100年単位で考えると、大きな変革は時代の必然。こんなときは、元気で健康であればそれだけで十分。この先は、誰しもが、それを受け入れるか、吹き飛ばすかの二択となりました。では またです。

 

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