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バブルから30年でコロナ禍もあれば業態は盛衰するだろう

30年続くこの国の停滞

バブル期を1991年を境にした場合、2021年で30年。当時の花形産業も目に見えて凋落。さらにこの国はこの30年間で、日本の産業界は成長しませんでした。

「平成」の30年、なぜ日本はこれほど凋落したのか 変革への対応が得意だった日本人が、この30年、負け続けた理由(1/4) | JBpress(Japan Business Press)

 

その前の30年間って1961年からだから、高度成長期を経ての時代。それと比較すると雲泥の差。経営者や政治家の資質も問われますが、何せ時代背景が違い過ぎます。今年の大河は渋沢栄一。日本の資本主義の黎明期を経た偉人ですが、経済が成熟したこの時代だったらいったい何ができるのか?

ましてやこのコロナ禍でさらに加速。飲食はテイクアウトにシフトしないといけないだろうし、おっさんが社会人デビューする前、就職活動の時の有力企業でさえ、ハブル崩壊でいくつも逝ったし、その後のM&Aで名前も変わってしまったのは数多いです。

コロナ禍でさらに変化する産業界

仮にこの度のコロナ禍がさらに続き、または隣合わせで同居しなければならないwithコロナとなった場合。もはや休業要請への見返りの給付金も財源も無くなり打ちきり。そうなると濃厚接触のクラブや風俗は成り立つはずもなく、表舞台からは消え去ることとなるはずです。

コロナ対策でワクチンが期待されますが、変異株の存在でイタチゴッコとなった場合は、特効薬の出現が待たれます。

まぁそうなったら経済以前に、非接触を前提とした暮らしの中で、人としてが成り立つかどうか?おそらく、それでも人はきっと生き続けるはず。

産業の盛衰は時代の必然

思えば時代の変遷によって産業も盛衰します。わかりやすくは、明治維新で武士は廃業となり、大戦での敗戦により職業軍人の存在もなくなりました。産業革命で農業から工業化へ変容。コロナ禍の現在は、後に振り返るときっと転換期になるような出来事なのかもしれません。

接触から非接触へアウトドアからインドアへ、リアルからバーチャルへ 、集団から個人へ。航空・旅行・ホテルは大打撃だし、恋愛は濃厚接触の最たるものなので、機会は減少。婚姻も減少さらに出生数も減少する流れ。

これから先の変化に向けて

一方で悲観的なことばかりだけではなく、巣籠もり需要から好調な業種も確かに存在します。

TDK、今期営業益予想は34.5%増の1500億円 市場予想を下回る | jp.reuters.com

 

テレワークに代表されるような就業スタイルもライフスタイルも変化が強いられます。今日から始まる大型連休・GWの過ごし方もこれから先変わっていくでしょう。

これから第3コーナーに差し掛かるおっさんは、この変化に対応していけるのだろうか?既にギブアップしたことも多々ありますが・・・では  またです。

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