コロナの影響の中、様々な部活の夏の大会が中止になる中、唯一高校野球だけが独自大会ではありますが、この度の開催となりました。高校野球だけが特別という異論反論もありますが、ここはむしろ、開催するまでに至った関係者のご尽力を讃えるべきこと。

さらに選手にとっても何の証も無いままに引退させることは、選手本人も身近な関係者、支えた家族にとっても不本意なことです。敗退したチームも最後のゲームが出来た事に、今年の自主大会の意義があった開催でした。

今も全国で開催中の独自大会も、無観客もブラバンの応援もない中、想像していた以上に熱戦が続いています。東北に限っては6県の優勝校を集めての大会が開催!組合せは福島県代表は決まってない中で、本日決定!

この先に甲子園はありませんが、代表校にとってはこの大会こそ集大成。さらに強豪校との対戦は、スカウトや野球関係者の目に触れる絶好の機会。将来の扉も開かれる、選手個々にとっても重要な大会。

この東北大会は、県の独自大会以上に熱戦が期待できそうです。また、何事も事故がなく無事大会をクローズできれば、秋からの大会開催にも弾みがつきます。

一般のファンにとっては、祭も花火も甲子園も、そしてオリンピックまでも無くなった2020年。独自大会が開催されたことで、夏が少しだけ残っています。多くの人にとっては過ぎれば一瞬の夏、ただ選手の心に留めるのは永遠なんだろうなぁ。では またです。

 

東北大会は8月9日~8月11日

甲子園交流試合は8月10日~8月17日

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