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2022秋季秋田県大会組み合わせ・ 2023夏へスタート

 

2022秋季秋田県大会組み合わせ

 

 

9月の週末開催 秋田県内5球場

仙台育英初優勝で閉幕した夏の甲子園の余韻もさめないままに、もう秋の大会の組み合わせ。新チームのセンバツを目指す公式戦の第一幕。会場は「こまち」「能代」「横手」「水林」「八橋」の5球場で、特に水林球場は久しぶりの開催。しかも前年の秋の県大会は、無観客開催だっただけに秋の県大会も楽しみ。

日程は9月の各週末の開催。地区大会がなくなったことによる県大会の日程上の変更は、春に続いて2度目の試み。県外住みとしては観戦するには土日の開催はありがたい。特に順当に勝ち上がった場合、9月11日(日)には早くも能代松陽と秋田商業が対戦します。

今夏の1.2年生が残るチームは?

さて肝心の新チームの戦力はというと、頼りになるのは今夏の秋田大会のメンバー表。新チームにどれだけ夏を経験した1・2年生が残っているか?

今夏甲子園出場の能代松陽は夏の登録レギュラー内野手が全員2年生。このメンバーに甲子園でも後半登板した2年生投手が好調なら、新チームにも十分期待ができます。同じ県北地区では大館桂桜が夏のレギュラーが5人が2年生。また中央地区では金足農業が今夏のレギュラーの4人が残り、1、2年生のベンチ入り控えメンバーもそのまま新チームへいけるはず。ただこの大会、NHKのニュースによると学校の事情により大会には参加しないということです。いったいなぜ?

 

2017年以来毎年のように優勝・決勝戦進出と常に上位進出のノースアジア大明桜は、今夏チームは3年生主体だったものの、持ち前の選手層の厚さから新チームも力がありそう。

ただ出場チーム全般の投手陣に目を向けると、夏のエースナンバーだった投手が少ないこと。今夏の主戦は、ほとんどが3年生投手。しかも2年生からエースナンバーを背負った選手が多かったのも特徴。それゆえに秋の各チームの投手力は未知数。その中で秋高と横手城南の2チームが夏からの2年生エース。

いづれにしても、仙台育英の全国制覇でも実証されたように、全国の上位進出には複数の投手陣は必要不可欠。地方大会の日程から一人の主戦投手でも、地方大会での優勝は十分可能。

強豪ひしめく秋の東北大会

これがステージが一段上がる東北大会や甲子園大会となるとハナシは別物。特に春のセンバツ出場がかかる秋の東北大会ファイナル進出は、夏の甲子園大会で1勝することよりもさらに難しい。センバツの東北枠は21世紀を除き、一般枠はわずかに2チームの決勝進出校。

ご存知の通り、今夏の甲子園のベスト4には仙台育英と聖光学院が進出し仙台育英が全国制覇。今夏の甲子園でも秋田県を除き5校が初戦突破。例年東北大会は、私学強豪が目白押し。岩手県だけをとっても、例年であれば花巻東・盛岡大附・さらに甲子園1勝の一関学院の3校の出場が予想されます。

短い大会日程の中で、少なくとも3勝しなければならず、さらに相手は甲子園でお馴染みの強豪校ばかりとのゲーム。

来春95回となるセンバツは記念大会。今夏の東北勢の初優勝を評価して、一般枠は例年の2校から少なくとも3校は欲しいところ。ただ3校目の選出が、3位決定戦を実施しない限りは難航することから4校選出がベター。

個人的に思うことは、21世紀枠はもうよろしいのでは?神宮枠も不要。見直すのは、年度毎での地区別の出場校数の見直し。これこそ夏の甲子園大会の成績を参考にすべきこと。学生スポーツの全国大会は競技レベルの上位者の大会でしかるべき。

次回は秋季県大会開幕後に更新いたします。