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2年連続春の東北大会が中止ヘ・春の秋田県大会の行方は

ご承知の通り2021春の高校野球東北大会は中止ヘ。

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【高校野球】春季東北地区高校野球大会は中止 : スポーツ報知 (hochi.news)

東北地区高等学校野球連盟は13日、秋田県内で6月2~6日に開催予定だった第68回春季東北地区高校野球大会の開催を中止すると発表した。

 同連盟は主に4つの「留意点」から、同大会の開催を断念したと発表した。同連盟が発表した「留意点」は以下の通り

〈1〉高校野球は学校教育の一環であり、その活動が制限されていることから、選手の安全と健康を最優先に重視すること。

〈2〉新型コロナウイルス感染症の変異株の増加により、全国的に感染拡大の収束の見通しが立たないこと。

〈3〉選手並びに関係者の移動や宿泊等の県外との往来について、感染防止対策が徹底できないこと。

〈4〉開催日程を後に変更した場合、夏の選手権地方大会への影響が懸念されること

 

この時期もっともな理由ですが、夏と比較して春の東北大会の存在意義は、それだけ薄いものだったことに気付かされます。

気の毒なのは冬から春の到来を待った選手達。主催者側は、この状況下の数ある選択肢の中で、安全牌の中で最も安全な牌を選びました。それを選択したのは、夏開催の為だと思いたいものです。

開催地の秋田県は県独自のステージ4。感染者数は一桁、屋外競技。地方よりも感染者が多い大都市圏でも、プロ野球は開催中。

他県は県大会も開催してるように、日本全国でも地方大会は開催しております。秋田県がもし開催県でなければ、昨年の夏に宮城県で開催したように、東北大会も無観客でも開催したと思います。

ただ夏は選手にとっても主催者側にとっても話は別。国はオリンピックをどうしても開催したいように、高野連も夏の甲子園はどうしても開催したいはず。春と夏では意味合いは180度違います。

夏の甲子園「粛々と準備」/スポーツ/デイリースポーツ online

さて、残るは春の秋田県大会の開催については、まだ未決着。おそらくは夏の選手権が地方大会から予定の日程なら、本来開催された東北大会の6月第一週が開催時期が有力かつリミット。

それを判断するのは5月最終週の秋田県の感染状況になるはず。そう考えると今より感染状況が好転するとは考えにくいことから、これも中止を覚悟せざるを得ません。

そうなると、いよいよ夏一択となります。ただ夏の選手権の秋田県大会と夏の甲子園は必ずやるはずだから、選手は練習も練習試合も制約ある中での日々集中。負傷で出遅れた選手もこの期間で戻ってこれるチームもあります。ここでの取り組みが夏の成果に直結します。まだまだ勝負はこれから。

夏の大会開催時期の感染状況にもよりますが、無観客、シード校なし、宿泊なし、移動が少ない地区大会から、さらに開催球場も分散など、あらゆる感染対策を講じて開催されるはず。

繰り返しになりますが、東京五輪がやるならば、夏の選手権も必ずやる。今はただ辛抱の時。では またです。

 

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