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◆「アジアの風 青空 祈り part-1 風」ライブ映像公開!
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2018年発売のBlu-ray/DVD「ON THE ROAD 2015-2016 "Journey of a Songwriter"」より、「アジアの風 青空 祈り part-1 風」の日英歌詞字幕付きライブ映像を公開しました!
是非ご覧ください。
例年8月は帰省やお盆と重なる終戦の日があることから、先の大戦を振り返るニュースや特集がテレビ、メディアで企画されます。それでも1945年から75年を経た2020年は以前よりはだいぶ少なくなりました。
さて、数多くのシンガーやソングライター、バンドが存在する音楽界において、浜田省吾は、真摯に大戦から戦後に思いを馳せ、作品に残しているアーチストの一人かと思っています。ラブソングが多いポップシーンではありますが、POPミュージックとしてのロックで、けしてPOPではない重厚なテーマを発信できるミュージシャン、唯一無二の存在かもしれません。
少なくない大戦から戦後を歌った楽曲の中でも秀逸な一つがこの一曲。 2005年のアルバム発売後のアリーナツアーのオープニングで演奏された下記の作品。直接的な戦争描写はないものの、あの時代の夏の日の午後の一コマ。淡々とした描写に重い時代の空気感が伝わる一曲です。
ある晴れた夏の日の午後/浜田省吾 - ニコニコ動画
平和も日常も失ったときに初めて事の重大さに気が付きます。おっさんの経験値では、バブルの頃も過ぎ去ってからバブル崩壊に皆が気が付きました。考えてみれば、バブル期からも30年経てますので、その時代 社会人だった層もどこの会社でも少数派。ましてや戦争体験のある戦中派はかなりのご高齢の諸先輩。
その時代を知らない世代も、日々更新アップデートされる世の中なればこそ、この国が歩んできた道を再確認する季節かもしれません。では またです。