【巨人】賭博関与の3選手と契約解除へ 賭け麻雀、トランプ参加選手たちに厳重注意
スポーツ報知 11月9日(月)19時4分配信
巨人は9日、東京・大手町の球団事務所で山岸均取締役連盟担当と
森田清司法務部長が会見を行い、
野球賭博に関与していたことが明らかになった
福田聡志(32)、笠原将生(24)、松本竜也(22)の
3投手の契約を解除する方針を固めたことを、明らかにした。
一部の選手の間で賭けマージャンや賭けトランプなどの賭けごとが
G球場のロッカールームで頻繁に行われていたことなどが判明。
賭けマージャンは3選手ら約10人が行い、賭けトランプは11選手が行っていた。
球団側は参加した選手たちに厳重注意したという。
報道を見て、非常に厳しい処分だなと思いました。1年間の出場停止くらいはあるだろうと予想しておりましたが、これでは事実上の日本のプロ野球界からの追放としての処分。ネット上では、当然との意見が多いのですが、彼らの行為は野球界を追われるほどの、重大な過ちなんでしょうかね ?
恐れているのは、行為そのものよりも、裏社会・反社会的勢力との接点への疑いが、一番の問題と推測できます。厳しい処分にしたのは今後の為の見せしめでしかないような気がします。
大昔の黒い霧事件は、八百長試合に関わった選手の処分でしたが実際には関わっていない、グレーの部分の選手まで追放になってしまいました。この度の、非合法な賭博行為というのは、大なり小なり昔からあります。地域だったり、職場だったり コミュニケーションや社交の場も兼ねています。
しかしまあ、栄養費から今回の賭博問題まで発覚した場合の処分はキビシイね。仮に賭けマージャンや賭け事が高校生で発覚した場合は、いきなり退学処分ってのは、よっぽどキビシイ学校でしょ ?
私の場合は幸か不幸か、ギャンブル賭け事はパチンコから競馬までほとんどしません。パチンコは30年はやったことないし、競馬もほぼしない。なぜかというと単に勝てないからであります。醍醐味を知らないのです。ただ、大人の社交の世界で、金銭の動かないゲームに興じるっていうのもありえないハナシだと思います。少なくとも快楽はないね。
それにしても発覚した場合の日本の社会やメディアは容赦ないね。こんなことが再発しないようにどうするかというと、さらにルールを厳格して、処分を厳しくするようになるはず。人というのは、それほど清廉潔白な方ばかりではないので、さらなる偽装や誤魔化しに奔走するようになるという流れ。バレなきゃ良し。日本の社会は大なり小なり、こんなことが蔓延している2015年現在です。
ルールばかりを厳格化する前に、もっとやるべきことあるでしょ。行為は行為としての処分も必要なのですが、敗者復活の機会もなければなりません。日本の社会っていうのは、一旦レールから外れるとリカバリーは難しい。20代前半って社会人生活が始まったばかり、自己責任とは言いながら道を閉ざして追放してしまう勝手な組織。教育も指導もしていないのに・・・
アウトローでも外道でもないのに、突然野球界から追われてしまった。今回処分される3選手へ、誰か野球への道筋を残してくれる方いないのかね?