春季高校野球秋田県大会、準々決勝の結果が出ました。
以下は「さきがけ ON THE WEB」より抜粋したスコアです。
【八橋球場】
▽準々決勝
秋田中央 212 030 2|10
秋田西 000 000 0| 0
(七回コールドゲーム)
▽準々決勝
横 手 010 020 000|3
本 荘 001 021 30×|7
【こまちスタジアム】
▽準々決勝
能代松陽 000 040 200|6
明 桜 000 000 100|1
▽準々決勝
大館鳳鳴 000 000 000 1|1
秋田工業 000 000 000 0|0
(延長十回)
土曜日の準々決勝を経て、以下の4校が準決勝へ進出しました。
【こまちスタジアム 準決勝】
秋田中央 vs 本荘(10:00)
能代松陽 vs 大館鳳鳴(12:20)
掲示板やランニングスコアを頼りに情報を追っていますが、
投手力が安定しているのは大館鳳鳴のようです。
エースがこのまま先発を続けるなら、優勝の可能性は高いかもしれません。
昨年・一昨年と能代商業に夏の選手権予選で敗退しているだけに、
今年は夏を見据えて格の違いを見せつけるのか、それともエース温存で臨むのか——
その采配も注目ポイントです。
一方、意外な善戦を見せているのが能代松陽。
正直、ここまで勝ち上がるとは思っていませんでしたが、
結果として勝ち運にも恵まれ、第4シード以上の座を確保しました。
いずれにせよ、最大の目標は夏の甲子園出場。
大館鳳鳴には絶対的なエースがいるだけに、現時点では夏の優勝に最も近い存在かもしれません。
ただ、東北大会出場で調子を崩さないかが気がかりです。
ちなみに、GWに観戦した春の四国大会は、試合内容がやや緩く、
“お試し期間”といった印象でした。
夏の甲子園出場経験が少ないチームにとって、
東北大会出場はプレッシャーや調整の難しさから、
夏の予選で結果を出せないケースも少なくありません。
たとえば、平成4年に能代高校が甲子園出場を果たした年、
春の東北大会で力投を続けた大館鳳鳴は、主戦の調子を落とし夏に敗退。
また、能代高校が東北大会優勝を果たした年も、夏の甲子園出場は逃しています。
能代商業も春の東北大会で上位進出した年は、夏は早期敗退でした。
このように、予選1か月前の東北大会は、夏を迎える準備としては難しさもあるのです。
とはいえ、東北大会は甲子園以外で県外の強豪校と公式戦ができる貴重な機会。
優勝や上位進出よりも、強豪校から何かを吸収できれば、それで十分だと感じています。
では今回はこのへんで。ではまたです。