2025年10月26日、秋田県高校野球1年生大会の準決勝が行われた。能代松陽は秋田中央に2対1で勝利し、秋田修英は横手を1対0で下した。
ドジャースがワールドシリーズ第2戦で山本由伸投手の完投勝利により、シリーズは1勝1敗のタイに。日本シリーズでは阪神タイガースが先勝し、秋田県出身の石井大智投手がシリーズ初セーブ、野球とベースボールが交錯する熱い週末となりました。
そんな中、私は早朝から横手市のグリーンスタジアムへ。高校野球一年生大会の準決勝、能代松陽対秋田中央の一戦を観戦するためです。

この日の懸念は、雨天と熊の出没。秋田県・岩手県では連日、熊による被害が報告されており、自然との距離が近い地域ならではの心配事です。熊注意の看板は、落石注意と同様に「遭遇したらどうするか」が難しいだけに、厄介な存在です。
試合は雨の影響もあり、7回でゲームセット。能代松陽が勝利し、11月1日に秋田修英との決勝戦へ駒を進めました。おそらく、これが今年最後の高校野球観戦になるでしょう。(大館樹海ドームでの一年生交流試合もありますが、寒さが厳しすぎるかもしれません)
能代松陽 ワンアウト 2塁3塁から犠牲フライで同点!秋田中央6回表へ pic.twitter.com/dcsMpWfRvQ
— にんたまんドットコム (@h36nintamam5) 2025年10月26日
一年生大会とはいえ、来年の今頃には彼らは新2年生。2026年夏には最終学年として、甲子園を目指す立場になります。学生スポーツの現役期間は約2年半と短く、この時期の経験は、今後の競技生活において大きな糧となるはずです。
優勝経験は自信となり、冬季のトレーニングにも弾みがつくでしょう。まずは基礎体力づくりから。食事はしっかり、たくさん摂ってほしいです。
同時期に開催されている岩手県の一年生大会と比べると、秋田県の試合はロースコアの傾向が目立ちます。守備力の高さか、打撃力の課題か。冬季の取り組みが来春の戦力にどう反映されるか、注目していきたいところです。