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日経平均株価4万円越え!おっさんのNISA奮闘記

日経平均株価4万円越え! メディアはこのニュースで大騒ぎだ。そういえば30年以上前、NTT株式発売の時も同じような盛り上がりだったっけ。おっさんの60年以上の人生を振り返ると、89年~91年の僅か3年間だけ、ゴルフ、スキー、夜の接待に明け暮れた日々があった。

さて、2024年から始まる新型NISAは使わない手はないだろう。国がこれだけの金融商品を非課税にするということは、この分野での税収はなくなるわけだ。当然、総枠は増税の流れを目指しているため、他の税から徴収することになる。

経済界からの法人税は上げづらいことから、国民一人一人からの税収の見直しを図る。NISA拡大枠からの利益を確保できない場合は、総じて実質所得が減となる。

ましてや最近のベースアップの状況や物価の上昇を考えると、超低金利の普通預金やタンス預金は目減りする一方だ。

一方で、多くの人がこのNISAに得体の知れない何かを感じているようだ。現在の積み立てNISAやiDeCoでさえ、利用者の割合は少ない。最大の理由は元本保証がないことだろう。優位な記事が先行するが、マイナスに振れるリスクも必ずある。ここがどうしても信用できないのだろう。

現実社会では、高齢者層の中にはクレジットカード決済でさえ、所詮は借金と認めない人も少なくない。

投資については、学校教育の中で教示する機会がなかったことが大きい。学習能力が高い方ほどメリットの恩恵を授かる仕組みは、社会のデジタル化にも通じる。

これからの学校教育は、若年から投資についての授業が必須だ。

しかし、公私共にルッキズムが蔓延り、ハイスペックな能力が必要な世の中になった。50年後の世界は美男美女ばかりで、運動能力とコミュニケーション能力に長けた方ばかりの愛が溢れる世界へ。今からの50年間は持たざる者にとっては地獄だね。せめても慎ましやかな暮らしと、好きなことだけ続けるための時間と健康が切なる願いだ。

おっさんも始めたNISA。何はともあれ、手元の小金が育つのは有難いものだ。