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2023秋季秋田県大会組み合わせ決定!新チームの2024年夏がスタート!

 

今秋もこまちスタジアムからLIVE配信

新チームの2024年夏がスタート!2023秋季秋田県大会組み合わせ決定!ありがたいことに、コロナ禍以降は地方大会もライブ配信あり!こまちスタジアムで行われる1回戦から決勝までをライブ配信&アーカイブ配信!AAB高校野球特設サイト

 

松陽初戦は鳳鳴、能代は由利工

おっさん推しの能代市勢はシードの能代松陽は大館鳳鳴高校  昨夏からのメンバーが残る能代高校は由利工業。昨秋は能代松陽が県大会優勝から東北大会4強進出での春のセンバツ初出場!今秋の東北大会は地元秋田県開催。願わくば秋の東北大会出場を!

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ライバルは明桜・修英・金農・角館

当面のライバルは、やはり今夏の甲子園出場校のノースアジア大明桜が最右翼の優勝候補。続くはシード決定戦で危なげなく勝ち上がった角館、話題の好1年生投手を擁する金足農、夏の4強主力投手が残る秋田修英。

先日までの夏の甲子園上位校のハイレベルのゲームから、秋の地方大会のまだまだ未完成の新チームの試合。心許ない一つ一つのプレーもなかなか味わいがあり新鮮!

先日開催された、秋の秋田県大会シード決定戦。地区大会がなくなった現在、1試合でも多くの公式戦は新チームにとってはありがたい。

新チームは低反発バット導入元年

現新チームは、来年春から開始の低反発バット導入元年がめぐり合わせ。低反発バットも芯で捉えれば飛距離は変わらないものの、そもそも高校野野球でそれほどのセンスのある打者は強豪校といえども数少ない。芯を外された打球でもヒットや長打になったのは、金属バットと筋トレパワーの効果。

ならばいっそのこと、スモールベースボールにシフトするか?他がシフトするなら、逆にさらなる筋トレパワー野球で差をつけるかは指導者の考え方次第。

秋田県勢に限っては1970年代に金属バット導入後でも、全国での強力打線のチームは皆無だっただけに、低反発バットの導入は朗報ととらえるべき。従来より10m程度の飛距離が減少し外野の頭を越える打球が激減すれば、結果ロースコアのゲームに持ち込めます。

全国を席巻する今夏の優勝校の慶應高校や東北の名門 仙台育英とは、個々のポテンシャルや練習環境の違いから、とても同じことをやっても試合では歯が立ちません。東北大会や甲子園で公立校の弱者が強豪私学の強者に勝つには、別の側面に注力すべき。

地方の公立校には、先ずはデフェンス面での強化に注力するのも方策の1つ。ここは指導者やチームは、戦術の選択と集中をして割りきることが大切。むしろ秋の大会は通過点として、来夏を見据えた戦術で秋を挑むもヨシ!

限られた練習時間の中でフツーの高校生の技量からも追及可能なことは、固い守備と一発で決める確実な犠打。そして打撃は、ミート中心で低い打球に徹っする。ゲームを作るには、投手の制球力からムダな四死球は与えない。そうすることで、大量失点によるビッグイニングを阻止、ロースコアゲームは弱小公立校の活路。強豪校の攻撃に耐えて、タイブレークに持ち込めさえすれば10回からのゲームチェンジが待ってます。

来春からは、ルールの改変により時代がまわって昭和の戦術に逆戻り?。昭和40年代までの春夏の甲子園は、木製バットの為ラッキーゾーンがあっても本塁打が少なくロースコアの試合が多かったのも事実。

撤去されてからちょうど23年 甲子園球場ラッキーゾーン今昔物語― スポニチ Sponichi Annex 野球

そもそも甲子園のラッキーゾーンをリアルで知っている世代は、今の30歳代以降だろうか? さらに木製バットの高校野球になると知ってる世代は60代以降となり、指導者の木製バットの経験値も社会人野球と大学野球から。それを考えると、高校生への低反発バットでの戦術や指導はまだまだ白紙段階。

当時よりも打者のパワーと技術の向上があっても、複数投手からゲーム全体を通しての内容もアップ!  投打が相殺された中で低反発バット導入による、来春のセンバツのスコアや本塁打がどうなることか興味深い。

さて、今夏までの主力がごっそり抜けた能代松陽。ただこの世代の1年生大会優勝チームは、雨天決勝中止のから能代松陽と秋田修英の2校。今秋からのNOSHO新チームも期待してヨシ! では またです。