秋田県勢初の甲子園ノーゲーム
昨日の明桜の帯広農業との夏の甲子園初戦、ご存知の通り雨天ノーゲーム。
明桜・風間球打 雨の甲子園デビュー 4回までノーノーもノーゲームで幻に「記録をつくりたかった」― スポニチ Sponichi Annex 野球
大会規定では7回まで経過していなければゴールドゲームは成立しません。頭を過るのは プロ野球の5回までの規定のこと。この辺りの規定が頭の中ではごちゃごちゃ。
接戦でのコールドゲームは、特に敗退するチームにとってはスッキリしませんので、まだノーゲームのほうがマシ。ただ再試合は途中から再開すべきかと個人的には思います。
さて高校野球100年の長い歴史の中で、秋田県勢の甲子園でのノーゲームは初めて。
夏の甲子園のノーゲーム/一覧 - 高校野球夏の甲子園 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
さらに4回まではノーヒットピッチングだっただけに、なおさら残念。過去の甲子園での、ノーヒットノーランも秋田県勢はありません。
さらに小ネタをいくつか。甲子園での選手宣誓は確かあったなぁ。いつの大会だ?調べると夏は1973年 秋田高校 春は2004年 秋田商業が各1回。
あまり記録にないのが、8月15日 終戦の日正午のサイレン黙祷下でのゲーム。これも秋田県勢では数少ないのですが、記憶にあるのは2009年の二木投手擁した明桜-日本航空石川戦。時間としては8月15日の第2試合の途中。この時間帯に入るゲームがこれまで少なかったこともわかります。
2009年夏の甲子園 明桜-日本航空石川戦
雨天中止アナウンスは早いほどよい
話しは天候に戻りますが、特に雨天でのゲームは屋外競技にありがちな不測の事態が起こりがち。最近の天気予報の精度から、雨天延期の場合は早めのアナウンスもできるはず。そうしないと毎日スタンバイする選手、準備する応援団とブラバンの生徒に負担がかかるだけ。
近畿圏の天気予報から明日も雨、明後日も危ない。早めのアナウンスこそが必要な時。大会日程の変更もせざるを得ない状況となりました。
甲子園大会のストライクゾーン
コロナ禍と大雨の影響から、予想だにしないことへの対策も想定しないと。大会日程が消化できず途中での大会中止、大会を消化するための会場の変更など。
ゲームとしては、ただでさえ時間にキビシイ甲子園大会。日程消化の為、さらなるスピードアップを求められる大会となりそうです。
具体的には、打撃戦よりは短時間となる投手戦をおそらく主催者は求めます。選手にとっては一生一度の大舞台でも、主催者や運営スタッフは毎年のこと。先ずは無事開催から閉会させることが業務上の大切なことのひとつです。日程消化はそのための大前提。
その為のスピードアップには、投手に優位なストライクゾーンを広げることが予想されます。四球は時間を要し、三振は時間短縮に繋がります。
通常の甲子園大会が、秋田県大会よりもストライクゾーンが広いことは、以前 秋田県の高校野球指導者の方が仰っていたと何かの記事で記憶しています。
その傾向が現在も続いているのなら、今年の大会日程からも、投手力が決め手になることが予想できます。投手力Aクラスの明桜高校は 初戦を乗りきれば、持ち前の投手力から一気に頂点も狙える状況になりました。
高評価の明桜の吹奏楽
甲子園の上位進出のカギは、やっぱりブラバン 。昨日全国デビュー!