四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

伝統校 横手高校の快進撃!地元ファン歓喜のベスト8を賭けての対戦

伝統校の横手高校とシード校の横手清陵の対戦が、地元のグリーンスタジアムよこてで行われました。終盤まではわずかに1点差という緊迫した試合展開。どちらが勝ってもベスト8進出がかかっているため、地元ファンにはたまらない試合でした。横手清陵のエース投手は評判通りの好投手で、見応えのあるピッチングを披露しましたが、最終的には横手高校がベスト8進出を果たしました。これにより、県南の牙城の一角を築きました。

横手 vs 横手清陵 試合経過-第106回全国高等学校野球選手権秋田大会 : 一球速報.com | OmyuTech

私が物心がついて高校野球を見るようになったのは1969年(昭和44年)からです。甲子園では三沢高校と松山商業の決勝戦が行われた年で、その時の代表校が横手高校でした。山形県との西奥羽大会では決勝戦で秋商を破っての初出場でした。横手高校は準々決勝で秋田工業と対戦し、さらに夏の甲子園出場を果たせばその時以来となります。

一方で、能代市を含めた県北地区は、本日の3回戦で鹿角高校が敗退し、全チームが準々決勝には進めませんでした。さてこんな折に、能代市からも仙台育英に中学から進学する選手の記事を見かけました。

仙台育英・大山隆真がどん底から初めての夏 須江監督が初登板を見てトーンを上げた理由は/宮城 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ

大昔の私たちの頃は、近所の小学校から公立の中学に進学し、地元の高校に進むのが一般的でした。高校3年時になって県外や県内への就職、進学を選択をするのが普通でしたが、今は選択肢がたくさんあります。

地元に残るのも良し、高みを目指して進路を選ぶのも良し。出身の能代市は人口減少の一途を辿り、高校が現在の3校から近い将来は2校になり、おそらくやがて1校になる運命です。地域外や県外から能代市の学校を選んでもらえるのは大歓迎です。そのためにも、公立校でありながらも特色を持ったスクールカラーが必要です。部活スポーツはその最たるものです。

秋田県は人口減少の一途をたどる右肩下がりの状況です。中長期的には、もしかしたら残るのは県都の秋田市だけかもしれません。秋田市以外の県北や県南はこの先どうなるのでしょうか?一つ言えるのは、地域の復興は若者の存在なしではあり得ないということです。では また。

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