2022夏の秋田県大会準々決勝組合せ。4強シードで残ったのは明桜の1チームのみ。地域別では県北3中央3県南2。
16日 湯沢翔北-秋田中央 秋田北鷹-明桜
17日 秋田南-大館鳳鳴 能代松陽-大曲工
8強進出校がそれぞれ夏の甲子園に出場した場合、湯沢翔北 初出場・秋田中央3年ぶり・秋田北鷹 初出場・明桜 秋田県勢初の夏大3連覇 と2年連続甲子園出場・秋田南 初出場・大館鳳鳴 初出場・能代松陽 2011年の能代商業以来11年ぶり 現校名としては初出場・大曲工業 6年ぶり
初戦に今大会の第一シードの秋田商業が敗退し、正に混戦。さらに半分が初出場を狙えるチーム。ただ歴代の出場校を振り返ると、秋田県大会に限っては初出場校が少ない。
甲子園出場校の代表決定戦成績:高校野球|秋田魁新報電子版 (sakigake.jp)
また、雨天延期を挟まなければ、休養日はあるものの5日~6日で3試合を勝ち上がらなければなりません。だとすれば投手はやはり複数ほしいところ。ただ、複数投手が優位かと思いきや、主戦を温存して足元をすくわれるなんてことは、過去何度もあります。一方で主戦が一気に波に乗って出場を決めるのも、夏の大会ならでは。それでも一週間で500球の球数制限への配慮が必要。
やはり後半になればなるほどベンチワークでの指導者の役割の重要性が増します。優勝のキーは安定した力の複数投手・ベンチワーク。打線は活発に、こしたことがないものの、鍵を握るのは投手の調子次第。この現況で、もっとも甲子園に近いチームは能代松陽と明桜。ただ、この先の各ゲームの流れや結果は予測不可。むしろ今勢いがあるのは第一シードを破った湯沢翔北。
いずれにしても、どんな戦術も一敗したらそこでゲームオーバー。雨天延期があれば主戦一本で勝ち上がりのチームも息を吹き返します。天候も先行き不透明。先ずは明日は雨が降らないように。