明桜は八戸光星学院と対戦!
第105回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が3日、大阪市のフェスティバルホールであった。秋田代表の明桜は12日(大会第7日)の第1試合で、青森代表の八戸学院光星と対戦することが決まった。
秋田県と青森県が甲子園初対戦
例年秋田県勢初戦は、なぜかいつも遅い。この度も大会7日目の第一試合。多くの職場の夏季休業に該当する日程は、地元から観戦の方には有難い!対戦相手は奇しくも同じ東北勢の青森県の八戸学院光星。長い高校野球の歴史からも、青森県勢との甲子園での対戦は、春夏通じて初!
最近の夏の甲子園は、隣県・ 同地区対戦が多いです。以前のように東西分けての抽選がよかった。東北大会や四国大会で対戦するカードは、それぞれが勝ち上がっての対戦に限ります。
明桜投手陣の継投が勝機のカギ
明桜 vs 八戸学院光星 試合経過-第70回春季東北地区高等学校野球大会 : 一球速報.com | OmyuTech
特にこのカードは、6月10日の春の東北大会準決勝で対戦。その2ヶ月後に場所を甲子園球場に変えての対戦。春の東北大会観戦時は、点差以上に八戸光星が主戦を投入せずとも、投打共に力の差を感じた一戦でした。
明桜が甲子園の大舞台でこの差をひっくり返すには、明桜投手陣VS八戸光星打線を制すること。3人の投手陣の継投で、強打の八戸光星打線からの失点をいかに防ぐことに注目したい。ただ投手の好不調は当日投げてみないとわからところも多々あり。特に炎天下の甲子園球場のマウンド。投手交代の際にもベンチに引っ込めず、外野の守備で残した方が無難。ロースコアに持ち込めれば、後半に勝機も見えてきます。
思い出す青森県地元紙のコラム
さて、青森県との対戦で思いだすことが1つ。秋田県代表が夏の甲子園初戦13連敗脱出直前の2011年夏、青森県地元紙のコラムにこんな一節がありました。
外野席から言わせてもらえば、勝ち負けは時の運、こだわることはない。秋田の小中学生の学力は全国トップじゃないか。そっちの方がうらやましい。幸いにして本県代表光星学院にプレッシャーはない。いつもの伸び伸び野球に熱い声援を送ろう。お隣さんのよしみで能代商業にも。
執筆者に悪気はないのでしょうが、何という上から目線のコラムかと思いました。高校野球の歴史を振り返れば、大昔の1県1代表以前の秋田県と青森県の甲子園代表校を決める奥羽大会。当時は、ただの一度も秋田県勢が青森県勢いに敗れたことはありません。
そんなこんなで、今夏の甲子園は明桜高校硬式野球部を全力応援!では またです。