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50代の最後のゴールデンウィークに何思う

50代最後のゴールデンウイークに何思う

昨年に続いてコロナ禍の自粛となった、結果として50代最後の大型連休。40代最後の49歳のGW明けに、ブログを始めたことを思い出します。39歳の時は記憶にありませんが、なぜかこの時期、この先の10年のことを考えてしまいます。

さて、おっさんと同年代の勤め人ってのは、今年に60歳となり、今年度のどこかで殆どの勤め人の方は、定年になります。勿論 65歳定年なんて会社もあるし、経営者や役員って方もそこそこいるはずだから、例外もあります。

さらに、自営業や職人さんはそもそも定年なんて無いから、70歳以上で現役の緒先輩もいらっしゃいます。ただそれでも時間だけは全ての人に平等、リタイアや老後は確実にやってくるもの。

60歳からのハローワーク

そもそも仕事=労働→苦役と考えるなら 1日でも早く仕事からはオサラバしたいはず。それが出来ないのは経済的な理由がほとんど。

よっぽどのキャリア・能力があるならば新天地での活躍もいいだろうし、そもそもそんな人材には退職後に次の組織からリクエストもあるでしょう。ただ、そんな輝かしいキャリアがある方はそれほど多くもなく、大部分の人は会社の65歳迄の企業の雇用義務のもと、嘱託などに再雇用の道となります。

企業によっても相違しますが、役職などが無くなり年収は減収の流れ。年金支給と長寿化に伴い、定年制は廃止すべきかと個人的には思います。仮に定年で退職すると、同時に暮らしが困窮するわけで、もはや制度的におかしい。さらに非正規雇用となることから、会社側の都合で一番最初にカットされる立場。そんな背景を考えながらも、どの方向を選択するかは人それぞれ。

最初に気付かされた生命保険の支払額

60歳を迎えるにあったって最初に気付かされたのは、生命保険の支払額が倍になることへの通告。同じ保障内容にした場合なんですが。これが最も現実的なことの1つ。当然の事ながら死亡リスクや疾病リスクが高まることの証拠。多くの人は若手時代に、会社に出入りしている保険の営業担当さんによって入らされてしまいます。

大した知識もないままに、約2万円×12ヶ月×約35年とするとザット840万円払ったことになります。これって大金だよな。賭けとしては、生きながらえたから、おっさんの負け。しかも長期の入院もしていない。

この先は葬式代くらい出せる金額があれば十分。それよりも余生を快適に過ごせるように、若い内から保険も貯蓄型で保障内容よりも、資金を積み立てた方がベターだったと今にして思います。日本の対価が必要なサービスには生命保険に代表されるように、不安につけ込むものが多い。

また今も使用しているスマホやPC・ネットのも一旦契約するとなかなか止めたり、変更したりすることが面倒な手続きとなります。ただこの先、生活が困窮することが想定された場合は、必要無いところから断捨離は致し方なし。

それでも今が一番自然体

ただ幸いなのは、ここに来て振り返ってみて、50歳代後半から今が一番に自然体。同じ会社に勤めるなら、少なくともこの年齢に対しては、若手社員のように上から説教されることも無し。上と言っても殆どが年下、正論でしかモノが言えない存在なので、大したストレスにもなりません。さらにこの先は昇進することもありませんので、過度な忖度も必要無し。

歳とってる分、煙たがれて 周囲からは嫌われるから、部はわきまえて謙虚にする。なおかつ経験値でお役に立てることを発信・伝えていけばよろしいかな。さらに時代の変化にも追従すれば、同じ職場でも大丈夫。

一方で、それでも間違っても10代~20代には戻りたくもありません。どちらかと言えば黒歴史、若いってことだけで思い出したくもないことの数々。もっとも今の経験値と記憶があることを前提として、やり直せるなら話は別ですが…。

長々書いてきましたが、どんなスタイルも命あってのこと。健康が大前提で病は全てが吹き飛んでしまいます。そして 3度の飯があり 、フロに入れて フトンで寝れる環境があればそれで十分。承認欲求は、誰かがこのブログ読んでくれたらそれでいいよ。では またです。

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