岩手県では、IAT(岩手朝日テレビ)が全試合をインターネット配信!初戦からの配信は本当に嬉しい限りです。近年、高校野球からMLBへ有力選手を輩出しているだけあって、力の入れ方も本気です。
さらに、青森県のABAも全試合ライブ配信を実施とのこと。近県の取り組みとして、非常に心強い動きです。
一方で、日本中の夏の大会の中でも、おっさんが最も注目している秋田県大会はというと——準々決勝からAABによるインターネット配信とテレビ中継が予定されています。例年であれば、これにNHK秋田放送局のラジオ・テレビ中継も加わりますが、現時点でのネット配信は準々決勝からとのアナウンス。
例年なら、こまちスタジアムの初戦から中継とネット配信がありました。今年は無観客開催が決まっているだけに、こんな年だからこそ、初戦からのインターネット配信を望みたいところです。
特に大会前半は地区大会形式で、初戦から好カードが目白押し。例年のような有志によるTwitter実況も見られず、このままだとイニングごとのランニングスコア速報のみになってしまいそうです。
今回の自主開催大会には、選手の家族、同級生、在校生、OB、県内外の高校野球ファンなど、初戦から注目している人々が全国にたくさんいます。こんな時こそ、インターネット配信が必要なのに——なぜ8強からなのか。
実況も解説も不要なネットライブ配信。岩手県のように、固定カメラ一本でも十分です。実際、岩手朝日テレビの配信には「実況・解説は付きません」との注釈がありましたが、それで十分。高校野球の試合では、一球一球の動きと試合の流れが見られれば、それだけで価値があります。
思えば、AABの高校野球ライブ配信の歴史は古く、確か2003年頃から始まっていました。この年は、おっさんが秋田から山形に異動になった年なので、よく覚えています。インターネットでのライブ配信の実績は他局よりも早く、まさに先駆者的な存在でした。
このネット配信のおかげで、日本全国どこにいても夏の秋田県大会を視聴できました。県外在住の秋田高校野球ファンにとっては、貴重なツールです。
仮にバックネット裏に固定カメラ1台を設置してネット配信することに、莫大な経費がかかるとも思えませんし、技術的にも大きな障壁はないはずです。
球場に入れないことを残念に思うファンや関係者への配慮にもなり、ネット配信をすることで無理な行動の抑制にもつながります。
ライブ配信に関する権利関係に問題がないのであれば、注目カードの初戦から配信することは、地元に根ざすメディアの責務とも言えるのではないでしょうか。
同様の立ち位置にある他局が実現できているなら、あとは局のスタッフのやる気と上層部の判断次第。
いろいろ事情はあるのでしょうが——今年は、そこをなんとか。では、またです。
-
