四方山話に時々音楽と高校野球

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勝手に開幕直前展望予想 2017夏 全国高校野球選手権秋田大会

 

 

さてと 2017年夏の甲子園予選 秋田大会も次週11日開幕。

今週の土日が最後の練習試合ってとこでしょうか。

 

各紙の予想は圧倒的に明桜の優勝ですが

ウイークポイントがあるとすれば・・・ ?

 

力のある2年生エースを登板させずに、準決勝を迎えた場合

かなり優位と思われます。

うん蓄のある話があります。

高校野球の名コーチ・小倉元部長に聞く「夏の神奈川大会はこうなる」

 

組合せをみると、2年生エース抜きとした場合でも

明桜を止められるチームは順当ならばありません。実はここが最大ウイークポイント

コールドまたは大差で3試合勝ち上がれば心配ありませんが

先制されたりした場合、ビックインニングを献上した場合など、ゼロとはいえません。

エース投入時しても追いつけず、そんな展開も夏だけはあります。

過去の有力校で早々と姿を消したのは、エース温存が裏目

 

また、ベンチも久しく甲子園に出場したことがないだけに

かなりのプレッシャーと期待を背負いながらの県予選。甲子園出場経験のない指導者が

劣勢、接戦のゲーム さらに準決勝、決勝でどれだけ平常心で冷静に臨めるか。

 

ただ、選手の力と層は、これらの不安事項を一掃するだけのものはあるでしょう。

どんな状況でも準決勝までは、確実に進出するでしょが、

準決勝、決勝からはそこまでの内容が重要。

 

明桜に続くのが昨年の覇者 ノーシードの大曲工業。

ここは、明桜とは真逆の激線ブロック。準決勝に進出するには おそらく

全部 エース投入。有力校が多いのですが、勝ち上がっていくすべてのチームで

エース投入、目の前の試合に全力でぶつかるチームばかり。

試合も接戦が多くなるはずですので、最も勝負強いチームが準決勝に勝ち上がります。

 

大差で勝ち上がってくるであろう絶対本命の明桜と、激戦ブロックの勝ち上がりチーム。

接戦になれば勝負の行方はわかりません。ただ 明桜が大差で勝つという展開もあり。

 

最後は個人的には毎年期待している能代松陽と能代高校。

能代松陽は正捕手と控え捕手を怪我で出場できない 深刻な状況。

苦肉の策で 1年生捕手をベンチ入りさせましたが、どのくらいできるかどうか?

投手は継投できるくらいに豊富なだけに、捕手と打線の出来次第。

接戦になるとバッテリー間のエラーは致命傷となるだけに

応急措置のバッテリーを救うだけの打線の奮起が、準決勝進出の条件だと思います。

 

一方の能代高校は、3回戦で好投手擁する金足農業。準々決勝では

春にコールド負けしている秋田修英。ここは能代松陽とは逆に投手戦のロースコア

接戦に持ち込むしか活路はないです。先制され4点差以上の劣勢にならないように

耐える野球を貫く。大昔から能代高校の夏の大会は、4点差以上の劣勢になると

あきらめが早い。昨年も第1シードで臨んだわりには、あっさり敗退。

 

 

高校野球 夏の甲子園大会の県予選。2年半の練習と努力が

わすが2週間弱で決着してしまいます。特に3年生にとっては毎試合が最後の試合であること。

まぁどの学生スポーツでもそうか。それだけ責任と緊張があり、プレッシャーがかかる試合。

今大会は春から秋田県内では負け知らずで優勝候補の明桜が強者で

それ以外は、手負いの獅子の能代松陽 

春ノーシードでエース復帰した 眠れる獅子だった大曲工業

夏照準の秋田商業も、他のシード校も全部弱者。

 

明桜が予想通り甲子園出場には

全てを大差でのゲーム展開。予想紙だとそんな状況の寸評ですが

ただ、そんな大会は今までただの一つもない。

接戦になって、緊張感がある屋外競技の真夏の高校野球

開幕前は、優勝候補の強者と弱者となりますが、勝った方が強者となります。

2017年夏はどんなゲーム、ドラマが待っているか楽しみです。では またです。