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2019夏の高校野球 秋田県大会開幕直前のオッサンの妄想

 

 

6月20日に組合せが決まった秋田大会。あっという間に7月10日の開幕直前。2年半のどんなキツイ練習も、勝負は一瞬にして決まる夏の大会。トーナメントの高校野球は、残酷でもあり美しくもあります。甲子園に行けるのは秋田県はただ1校だけ。

さて、秋田の高校野球ファンが100人いれば100通りの妄想の勝ち上がりがあるわけで、これがもうすぐ現実となるわけです。楽しみでもあり、昨秋からのチームの最後の試合にもなるし寂しさもあります。

オッサンの妄想は7月20日の決勝戦は、能代高校VS能代松陽の史上初の能代市勢同士の決勝戦。まぁ個人の妄想だけは勝手なわけです。さてとこれが現実となるには、かなりの高いハードルがあります。

先ずは第2シードの能代高校。春の大会だけ見れば、NO2の存在。それゆえに、勝ち上がりそうなものですが、これが初戦が伝統実力校の秋田商業。

秋商はたまたまノーシードであって、エース投手を中心の優勝候補の一角。

ここはせっかくのWエース、能代の投手陣の継投がキーポイント。NO10→NO1で継投する?NO1→NO10でいくのか ?非常に興味深いところです。

ただ能代高校の先発投手はよほど不調じゃない限りは、ベンチに下げないで残した方が安心。高校野球での継投は難しいです。投手は当日に投げてみての好不調。ただ初戦を乗り切れば、楽観的ですが、準決勝まで行きそう。まぁ 秋商も同じ立ち位置ですけど。

一方で能代松陽 今年のチームは1.2年生も多い 発展途中だけに今夏での勝ち上がり大変そうです。

1回戦を勝ち上がると早くもシード校の大曲工業との対戦。 ここは1年生の右投手でいくのかな?3回戦を挟んで準々決勝は、おそらく明桜高校。昨年の準決勝の打撃戦の激闘を思い出します。

ここに1年生右投手を登板させるには、3回戦での登板は回避したいところ。明桜との対戦の前までは、複数投手の継投でのり切ってほしい。

ただ、トーナメントをさらに勝ち上がるキーは 打線中軸の打撃力の復活。春の大会の捕手から中堅に移したのも打撃に注力する為だと思ってます。昨夏の明桜戦で魅せたような長打に期待しています。

今大会、誰もが認める優勝候補の明桜。複数のエース級の投手陣に切れ目のない打線。圧倒的な力の差を見せつければ、決勝進出は確実なようにも思えます。

春の大会で唯一のウイークポイントは、犠打やスクイズがなかなかに決まらないこと。ここを夏までに修復できていれば、県内では止められるチームはおそらく皆無。対戦するチームはいかに接戦に持ち込むか。

日本代表候補のエース擁する初出場を狙う秋田修英はどうかな ?春の大会で横手に敗退してから、県大会の出場もなく、殆ど情報ありません。早い時期に横手高校との対戦もありますのでこの鬼門を突破すれば、秋の実績もあるし一気に頂点も !

忘れてはならないのは、昨夏甲子園準Vの金足農業。代表校予想もないし大会直前の情報もなし。DNAで脈々と引き継がれているバントとスクイズが決まれば、接戦なら今年も怖い存在。投手次第では連覇もあるんだろうな。練習する時間はたっぷりあったはず。期待の1年生の投手とかいるのでは ?

いづれにしてもここまでくると、出来ることは選手の体調管理だけ。全ては心身共に健康であることが前提。直前ではありますが、気持ちの面では、予測できる心配事は早く摘み取り、不測の事態に対応できる余力を残す。

本番の夏の大会では、エラーもイレギュラーも必ずあります。その際の対応力の差が、過去の大会では、紙一重で勝敗を分けています。

オッサンはここにきて、体調不良でなおかつ多忙。今夏はいくつ試合を観戦できるかな?

開幕すればあっという間に決勝戦でさらに甲子園大会。選手もファンも正に一瞬の夏を楽しみましょう。

週間天気予報だと日程の序盤は順延なさそうです。せめて3連休は天気に恵まれますように。では またです。