四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

身の危険がない外野はつべこべ言わずに、被災地の声に耳を傾けろ

 

連夜の大地震で熊本は甚大な被害。

被災地は当たり前の日常が吹っ飛んでしまいました。

被災地も日本中も土日で、勤務先が休みだった人も多いことでしょう。

もちろん現地はそれどころではないので

民共に必死で取り組んでいる方がほとんど。

 

阪神大震災のときも、東日本大震災の時 被災地にあっても

通常に職場に出勤しようとした方がほとんどと聞いております。

震災関連の復旧の為、さらに事業所の安全の確認、顧客の安全の確認 

日本人の持っている使命感、義務感というのは、立派だなと思います。

 

ただ自分の身の安全の確保もままならず、家族の安全確保もできていない

さらにその業務事態も震災と直接関わらない業種の方まで

ただ単に出勤するという目的のために動かすというのは、どうかなと ? 

これは、組織に属する会社員の場合は、なかなか自らは言い出せないもので

組織の上が、自宅待機を発令しなければ ならないことかと思います。

 

東日本大震災に、必死で出社したけど、結局は職場に到着しても

何にもできなかった首都圏のサラリーマンの方も多かったと思います。

道路はただでさえ混雑しているのに さらに出勤時で混雑

組織への忠誠心が、被災地では迷惑になってしまう場合があります。

悪性のインフルエンザで、無理やり職場に出勤しているようなもの。

 

被災地は、明日の月曜日からも しばらくは非日常の生活となります。

地震はこれから余震も含めて終息していくのでしょうが、暮らしはこれから。

負傷者の手当、食料の確保、住居の手当、道路とインフラの復旧 

緊急で取り組み 実行しなければならないことが沢山あります。

 

官も民も基本はトップダウン 平時は機能するものの

東日本大震災福島原発の危機の時、いったい本部が何ができたか? 

東日本壊滅を回避できたのは現場の判断。

 

身の危険がない外野はつべこべ言わずに、被災地の声に耳を傾けろ。