連夜の大地震で熊本は甚大な被害。
被災地は当たり前の日常が吹っ飛んでしまいました。
被災地も日本中も土日で、勤務先が休みだった人も多いことでしょう。
もちろん現地はそれどころではないので
官民共に必死で取り組んでいる方がほとんど。
通常に職場に出勤しようとした方がほとんどと聞いております。
震災関連の復旧の為、さらに事業所の安全の確認、顧客の安全の確認
日本人の持っている使命感、義務感というのは、立派だなと思います。
ただ自分の身の安全の確保もままならず、家族の安全確保もできていない
さらにその業務事態も震災と直接関わらない業種の方まで
ただ単に出勤するという目的のために動かすというのは、どうかなと ?
これは、組織に属する会社員の場合は、なかなか自らは言い出せないもので
組織の上が、自宅待機を発令しなければ ならないことかと思います。
東日本大震災に、必死で出社したけど、結局は職場に到着しても
何にもできなかった首都圏のサラリーマンの方も多かったと思います。
道路はただでさえ混雑しているのに さらに出勤時で混雑
組織への忠誠心が、被災地では迷惑になってしまう場合があります。
悪性のインフルエンザで、無理やり職場に出勤しているようなもの。
被災地は、明日の月曜日からも しばらくは非日常の生活となります。
地震はこれから余震も含めて終息していくのでしょうが、暮らしはこれから。
負傷者の手当、食料の確保、住居の手当、道路とインフラの復旧
緊急で取り組み 実行しなければならないことが沢山あります。
官も民も基本はトップダウン 平時は機能するものの
東日本大震災の福島原発の危機の時、いったい本部が何ができたか?
東日本壊滅を回避できたのは現場の判断。
身の危険がない外野はつべこべ言わずに、被災地の声に耳を傾けろ。