四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

ノムさんの高校野球論を読んでみました 2015年8月1日の記事から


今日は休日。遅い起床でスマホを見たら、突然の訃報のニュース。野球界の財産でもあっただけに残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 
さて、ネットで既に語られてるように、野村監督の功績はあまりに多すぎて・・・。選手として南海で超一流の成績を残し、さらに解説者、指導者としても輝かしい実績。これまでの先発完投型からリリーフエースの確立、キャッチャーの重要性、データー重視のID野球と、今では当たり前となった戦術を発見というか発明したのが大きいです。根底にあったのは、弱者が強者を倒すための戦略。絶対的な王者も良いのですが、私を含めた大部分の庶民は無力なだけに、この根底にあるコンセプトは痺れます。
 
当ブログは高校野球ネタが多いのですが、野村監督の記事がひとつだけありました。2015年8月1日にアップした記事です。数多い野村監督の著書の中では、唯一の高校野球に関しての著書。高校野球では、甲子園は遠い存在で縁がなかった野村監督。野球の改革者でもあった著者が高校野球にどんな思いを寄せているか、そして提言とは ? ご興味ある方は是非一読を。
 
プロ野球ではプレイングマネジャーも経験し、3度の日本一にも導いた名監督。社会人野球の監督も経験しているだけに、高校生を指導し指揮する監督姿を見たかったです。
 
2015年8月1日の記事より
 
  さて先日の休日、いつものようにゆめタウンをぶらぶらしておりまして 入った書店で手にした一冊。野村監督の著書は沢山あるのですが、 高校野球に特筆した書籍はあまりないので、とりあえず購入してみました。
 
まあ詳しくは、購入して一読をお薦めいたしますが、 特に印象に残ったのは金属バットから木製バットへの提言。 なるほどなと思いました。
 
野球の質が変わったのは丁度このあたりです。 守りの野球から攻めの野球へ、パワー野球が甲子園では現在も全盛。 投手の負担がもの凄く多く、抑えるためには多種・多様な変化球が必要。 木製バットの耐久性から生じる、部の費用の問題もありますが 私もとりあえず賛成です。
 
猛暑の甲子園、炎天下の中それぞれの誇りをかけて マウンドを死守するエース。 金属バットの強力打線は、技術やメンタルを越えてあまりに投手にとって 過酷で脅威でしかありません。 さて2015年夏の甲子園の抽選会は、8月3日の月曜日です。 今年も猛暑の甲子園の季節がやってきます。 では またです。