四方山話に時々音楽と高校野球

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能代高校が平成4年以来の春V~2016春季東北地区秋田大会

 

 

春季東北地区高校野球秋田県大会 決勝戦こまちスタジアム 

明桜|201 100 005|9

能代|313 010 50×|13

 

【能】皆川(4)、後藤(5)-杉渕   安打11 四死球5 失策 0

【明】山崎(1)、佐藤(2)、清本(3.1/3)、阪田(1/3)、児玉(1.1/3)-前田

   安打13 四死球11 失策1 

秋田県高野連さんの詳細スコア

http://www.akita-koyaren.com/05/H28_haru/ken/komachi30.pdf

 

能代高校が明桜高校との乱戦を制して、平成4年以来24年ぶりの春の大会優勝!

久々の県大会の優勝、まずは おめでとうございます。

これで能代高校は 夏の予選は、こまちスタジアムの第一シードということで

県外在住の私にしてみれば、例年のAABさんの動画配信で初戦から観戦できます。

 

私なりの戦前の予想としては、明桜は県外からの新監督の招聘から

初の優勝のタイトルほしいのでは ?と考えて、優勝を狙ってくると

予想しておりましたが、エースは最後の最後まで温存。

一方の能代高校も、エースナンバーの登板はなく、それほど優勝に

こだわってなかったのかな ? その結果が乱打戦による荒れたスコアに

なったのかもしれません。

 

能代高校の第一シードは平成4年以来かぁ この年は運よく夏も甲子園に行けたな。

Wエースに強力打線のチーム 春の東北大会でも育英に惜敗し準Vと力のあるチーム。

この年は秋田市在住でしたので、準決勝と決勝を観戦しました。

力のあるチームでしたが、甲子園出場までは厳しい試合の連続だったと記憶してます。

優勝候補のプレッシャーからか、初戦の試合はエースがストライクが入らず

連続四球、準々決勝では終盤に劣勢からの逆転、決勝はノーシードの金足農に一打

逆転サヨナラ負けまで追い込まれての優勝。

春の大会では3打席連続ホームランまで出た打線は夏は不発。

窮地を何度も救ったのは、守備範囲の広い二塁手の好プレーでした。

また昔ばなしが長くなってしまいました。

 

さて 能代市勢の甲子園出場を期待してますが、ここで心配なのが

県大会の第一シードや春の東北大会で上位進出した際の、地元の期待からの

プレッシャー。小さい町ですので、学校、地域、OBからの期待はひしひしと感じます。

能代高校は、過去春の大会の優勝は8回目、甲子園へ出場したのは4回

初出場時を除けば、第一シードの時ですが4回は逃しています。古い話ですが 

1982年は、春の東北大会で優勝した時でさえ、夏は2戦目に経大附に敗れ

甲子園には届いていません。能代商業も同様なことがあります。

夏を迎えるにあたり、その辺が心配なところです。

 

第一シードということで、雑誌や新聞の甲子園展望号は優勝候補筆頭になりますが

受けに回っちゃダメ。春はたまたまと思って夏はチャレンジャーで臨むのが

現状の力かと思います。

 

ただ、当時と違うのが、能代高校と能代松陽の2校がシードとして残っていること。

これは、そこそこ負担が違うような気がします。

 

それでも能代市勢にとって夏は厳しいと思いますよ。最近では2年連続の能代商業も

ノーシードからの県予選での戦い。また古い話ですが、

能代高校の52年、53年の連続出場時も、全国屈指の左腕エースを擁しても

決勝の秋田商業戦、翌年の決勝の本荘戦は、1点差の辛勝。

夏は力のあるチームでも なかなか難しいものがあります。

ただその分 甲子園出場の歓喜も ひとしおなのですが・・・。

 

今日の明桜戦、てっきりエースでくると思ってましたが、そうじゃなかった。

なかなか明桜の監督も策士だな。春の優勝よりも夏を見据えての先発か ?

それでもエースを引きづり出してきたし、能代はエースを見せていない。

次の対戦があるとしてら、夏は決勝戦かぁ。今日と違って緊迫した試合だろうな。

 

次の東北大会もありますが、夏の組合せが楽しみです。

では またです。

 

6月9日(火)~13日(月)  春季東北大会 岩手県

6月25日(土)~6月26日(日)県高野連強化招待試合

7月12日(火)~7月23日(土)第98回全国高校野球選手権秋田大会   抽選日6月23日(木)

8月7日(日)~8月21日(日)第98回全国高校野球選手権大会    抽選日 8月4日(木)