休日にネットをウロウロしておりましたら、先日 夏の甲子園で準優勝の、宮崎の延岡学園関連から宮崎県の高校野球の強化策の記事がありました。
夢・実現 甲子園優勝プロジェクト 宮崎で強化推進4校に指定証
発足されたのが今年度からなので、いきなりの準優勝、同校は指定校には入ってませんが、地域での取り組みは、それなりに効果があったのでしょうか。一方 秋田県も同様の予算を2011年から計上しておりますが、目標は5年以内のベスト4 今年はどんな対策があったのでしょうか。
東北の秋田県と九州の宮崎県は、けっこう似ています。地域のメインストリートから外れて入ること、東北新幹線や九州新幹線から外れている県都、
人口 秋田市 32.5万人 宮崎市 39.9万人
都市規模 秋田市 45万人 宮崎市 44万人
商業規模 秋田市 12552億 宮崎市 13535億
北国と南国の違いはありますが、よくある日本の地方です。娯楽・教育・産業規模も、ほぼ同等でしょうかね。
戦後、高校野球も共に昨年までは春夏通じて優勝なし、さらには決勝進出もなくベスト4どまり。(第一回の秋田中学の準優勝は、大昔なので入れてません)
秋田県の場合は、2011年の能代商業の2勝と2012年の秋田商業の1勝、これにて、満足したのでしょうか 今年は目立ったハナシをききません。宮崎県は、県勢初の決勝進出、延岡学園の準優勝 !一方で、なかなか甲子園での結果が伴わない秋田県。
先の小学校と中学の学力テストは、秋田県については、またしても全国トップクラスの結果ではありますが、大都市圏では私立が不参加なのはご存知ですか ? 真のトップは、公立などではなく、いまや文武ともに私学なのです。その証拠に、大学の超難関校の合格者の出身校は、ほぼ3大都市圏で上位を占めます。
甲子園の高校野球をはじめとする、スポーツにおいても、全国の上位や優勝を目指すとしたら、小中からの裾野からの育成と、高校の指導者の育成も必須となります。東北地区のなかでは、すっかり他の5県との水をあけられてしまった秋田県。まあ、全国での結果など気になられければ、現状のままで、明るく、楽しくやりましょう。
ただ、勝利にこだわるのであれば、全国レベルと秋田県の差、先ずは自覚することが大事でしょう。弱者が強者に勝つ為の対策、本気に取り組んでも、一朝一夕にできることでもないだけに、指導者の熱意と選手のこだわり、そのあたりの気持ち・モチベーションの維持が大切なのでしょう。
県が主導するプロジェクトを有する 2つの地区、来夏はどんな成果が出るのでしょうか では またです。