

6月8日 石巻 九里学園(山形3) vs 角館(秋田3) 12:00
6月8日 仙台 明桜(秋田1) vs 八戸学院光星(青森3) 13:00
6月9日 石巻 能代松陽(秋田2) vs 羽黒(山形2) 14:00
さて、上記が秋田県勢の東北大会初戦の組合せ。
春の秋田県大会で今夏の第1シードとなった明桜は、いきなりの光星学院戦。
ここで圧勝するようなら、明桜の強さは本物と言えるでしょう。
明桜のブロックには、光星・山田といった青森県の甲子園常連校が並びます。
ただ、全出場校の中でもっとも優勝を狙っているのは明桜だと思います。
勝ち進めば、盛岡大附や仙台育英との対戦も予想され、
全国に向けて秋田県代表の戦いぶりが注目される大会となりそうです。
一方、能代松陽と角館には、宮城の優勝校・東北高校との対戦を期待したいところ。
特に能代松陽の投手陣が、県外の有力校に対してどんなピッチングを見せるか。
これは夏の予選前、最後の公式戦として重要なチェックポイントです。
ただし、正直なところ無理はしてほしくない。
過去には、勝負や意地にこだわりすぎて、
夏の大会前に故障してしまい、すべてが水の泡になった例もあります。
甲子園の常連校ではない能代高校や能代商業も、
春の優勝・準優勝の後、夏の予選で苦い経験をしたことがありました。
この大会は、夏の予選前の最終調整の場。
勝ち負けよりも、課題の発見と修正が重要。
無理をするのはここではなく、全国高校野球選手権の舞台でこそ。
では、また。