四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

花巻東は、素晴らしかったですよ 特に2番打者が

今夏の夏の甲子園で、もっとも印象に残った選手

 

花巻東の2番バッター、素晴らしかったですよ。打法はまさに秘打です、特に済美戦での変形シフトを抜くヒット、さらに3塁打、156cmの小さな大打者です。妙なルールの解釈と妙な権威の為に、この選手の今までの努力を、無にしてはなりません。

夏の甲子園 花巻東のカット打法への意見が、2分しております。私は、東北出身ですし、当然花巻東を擁護している側ですが、結果として審判・主催者側の意見と決定は、絶対ですので、出場チームは従わなければならない現実があります。

水泳の平泳ぎや背泳ぎの泳法違反に対する問題、ジャンプのスキー板の長さ、ノルディック複合のジャンプの得点計算、実は、日本人が優位になったりすると、欧米側の協会・主催側は、ルールを変更してまで、優位に立とうとします。

カット打法について、今後主催者側は、具体的なガイドライン設定するのでしょうかね?

そこまでやるんなら、ツーストライクからのカットは全て、スリーバント扱いにすればいい。

WBCの決勝 韓国戦のイチローの決勝打は、カットで粘っての歴史的なタイムリー、1995年のオリックスとヤクルトの日本シリーズでの小林-オマリーの14球もツーストライクからのカット&ファール多かったです。

過去の名勝負と比べるのも無理があるかもしれませんが、それだけカットできるってことは打者にとって技術なわけです。今後の大会で、カット打法についての高校野球での線引きし、正否を判断することは、どんな審判の技量をもってしても難しいジャッチです。

むしろ、高校野球だけは、認めないなんてことも、マナーと遅延行為に該当するとすれば、それはそれで筋が通ります。ただ、大会途中で、それを適用し、通告することは、主催者側のルールとマナー違反だと今回の件では感じました。

高校野球・特に甲子園大会は、日本を代表する夏の大イベントです。主催者側は興行として維持する為にも、汗と涙と友情+力と技の結晶が必要条件となります。

おそろく、過剰なカット打法は 素人目には正々堂々としてなく、炎天下の中、試合の遅延にもつながる為、準決勝前に、グレーな通告をしたのでしょう。あいまい、グレーな通告っていうのが、日本人のエリート・権威者にありがちで、いやらしいです。

仮に、きちんと2回戦から通告していれば、済美戦も、鳴門戦も、結果が違っていて、さらに優勝の行方もわからなかったと思います。主審が何打席もカット打法を目撃しているのに、試合中に注意・勧告できないとうことは、ルール上は接触していないってことでしょうか。さらに、そのままの状態で、準決勝を花巻東が戦ったなら、優勝も当然ありでしょうね。

 

産経新聞ニュースより

打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、バントと判断する場合もある」

と定めた高校野球特別規則があることを佐々木監督らに伝えた。このため千葉は準決勝でもカット打法を続ければ、2ストライクと追い込まれるとファウルがバント失敗(三振)と見なされる可能性があった。

しかも、ここらあたりの解釈が素晴らしいです。

大会本部は指摘のタイミングについて

「3回戦までは問題なかったが、

準々決勝で(バントと)紛らわしく思える打ち方があった」と説明している。大会本部は指摘のタイミングについて「3回戦までは問題なかったが、準々決勝で(バントと)

紛らわしく思える打ち方があった」と説明している。

しかしまあ、全国大会でもこのような論議で強引な処置があるくらいですから、地方大会での主催者側の強引な運営・ジャッジ・ルール解釈も、水面下でたくさんあるのでしょう。

今大会は、主催者側の意向としては、花巻東に優勝させたくなかった。そりゃあ、ルールと主権は主催者側にあるのですから、主催者側の心証をわるくしては、いけません。一方で、ルールの解釈に敗れてしまった花巻東、次の出場時は、今回の敗戦に、倍返しで勝ってほしいです。主催者側が、ご満足いただくマナーとブレーと、圧倒的な力で、ねじ伏せて、優勝旗を奪取してほしいです。

甲子園に出場することも大変ですし、勝利することは、もっと大変。ましてや、優勝なんてことになると、実力+運+時勢とホントもの凄いことなのだなと思ってしまいます。初優勝目指す、特に東北勢のチームには、「砂の栄冠」読んでいただき、甲子園大会で優勝する為の条件を学んでいただきたいと思いました。今回の件を解くヒントが、あろうかと思いました。

尚、今回は一方的に勝手に意見を綴りたかったので、

コメント欄なしです。では今回はこのへんで ではまたです。