四方山話に時々音楽と高校野球

高校野球・浜省推し・スピリットは1980年代

守りの場面も攻めの姿勢で~夏の高校野球 秋田大会

秋田大会ですが、

秋田朝日放送AABさんのインターネット中継を楽しみに

しておりましたが、15日は中止の為、みれず。

 

替わりにQAB琉球朝日放送さん配信の沖縄県大会決勝

沖縄尚学VS浦添商業の決勝戦をみてました。

 

沖縄大会(決勝)

沖 縄 尚 学 . 220 010 000=5

浦_添_商 . 210 101 0X=8

浦添商は4年ぶり4回目の選手権大会出場。

 

やはりポイントは8回裏の浦添商業の攻撃

ノーアウトから2塁打で勝ち越しの場面。その後 1死2塁・3塁 。

ここで沖縄尚学ベンチは敬遠で満塁策の勝負に出ます。

次のバッター勝負は、平凡なセカンドゴロ・・・

ここで、2塁手がエラー 打球は外野へ この間に2点入り勝ち越し

さらにスクイズで1点。 勝負が決まりました。

 

高校野球で、この土壇場の場面で敬遠や満塁策はよくありますが

成功した場面の記憶が少ないです。

プロ野球だったら やはり「江夏の21球」に代表される場面もありますが

なにせ、試合をしているのは、高校生。

攻撃側よりも、投手・守備側のプレッシャーは、もの凄いと思います。

エラー・四死球・ワイルドピッチ 全部 ダメですから。

 

このあたりの内容で秋田県大会や秋田県勢の甲子園の場面で

記憶にあるのが、この2試合

 

2008 平成20 夏 第90回 1回戦 本荘 ● 3 - 4 ○ 鳴門工

 

本荘 0 0 0 0 0 0 1 0 2 - 3

鳴門工 0 0 1 0 1 0 0 0-4

 

この試合は秋田県勢連敗中で、もっとも白星に

届きかけた試合。1点リードで迎えた9回裏の守り。

鳴門工・ヒットで出塁のランナーを送りバントで2塁へ。

迎えたバッターは、この試合で本塁打を打っている選手。

ここで本荘ベンチは敬遠の指示。1死・1塁・2塁へ。

その後次のバッターは四球で満塁へ。その後タイムリーで同点、

さらに逆転・・・。

 

この試合中継の解説者は、塁が空いてるからこそ、

ランナー2塁の場面で敬遠ではなく、勝負すべきと語って

いたことを覚えています。

もし、ここであえて勝負していたら・・・ 勇気がいる場面です。

 

 

第74回1992年(平成4年)秋田県大会決勝戦 金足農 ● 5 - 6 ○ 能代

 

能 代 120 020 010- 6

金足農 102 000 200- 5

 

能代高校が1点リード迎えた 9回裏金足農業の最終回

一死 1塁・3塁と同点・逆転の絶好の場面。

迎えたバッターは、この試合 ほぼ全打点を打っている強打者。

当然 敬遠・満塁策でも、おかしくない場面。

ここで能代バッテリー・ベンチはバッター勝負を選択。

金足農業ベンチも強打者に対してはスクイズなど小細工なし。

結果はキャッチャーフライで2アウトに。

その後ファーストフライでゲームセット !

この試合は八橋球場のスタンドで観戦してました。

 

夏の高校野球の場合は、1回負ければ それで終了。

予選の決勝戦や甲子園での全国大会でのゲームは

終盤の勝負を決めるギリギリの場面での

戦術の選択は非常に難しいと思います。しかも実践するのは

高校生の選手ですから、なおさらです。

 

そういう環境及び状況であれば、なおさらに

ギリギリの守りの場面では、敬遠よりは より攻めていく、

勝負する選択の方が、結果は時の運でもありますし、 

選手にとっても、よいのではと、勝手に思ってしまいました。

そんな印象を今日の沖縄県の決勝戦から感じました。

 

 

さて 本日決まった 沖縄県浦添商業は、現ヤクルトスワローズ

石川投手を擁した秋田商業が、1997年(平成9年)の

79回夏の甲子園2回戦で4-8で敗戦した学校です。

 

この黒星から2010年までの13年連続初戦敗退がスタートした

因縁の相手! 今年出場の秋田県代表チームには雪辱してほしいです。

ネットの映像で見る限りは、浦添商業・沖縄尚学ともに強かったですけど。

 

ちなみに高校野球専門各紙や新聞の予想は 

沖縄尚学興南が優勝候補で浦添商業は、3番手か4番手くらいでした。

 

15日延期で16日から再開の秋田大会も始まったばかり。

どこのチームにもチャンスがあります。

16日の天候はどうでしょうか ? 気になるところです。

 

では今回はこのへんで 。  ではまたです。