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夏の勝利へ:秋田県の高校野球における映像分析の力

明桜 vs 秋田商業 試合経過-第72回春季東北地区高等学校野球秋田県大会 : 一球速報.com | OmyuTech

本日の春の秋田県大会決勝戦は2年連続同一カード、試合は明桜高校の連覇で大会が終了しました。その結果 第一シードが八橋ブロックの明桜、第二シードがグリーンスタジアムよこての秋商、第三シードが能代ブロックの秋田南、第四シードが本荘市水林球場の横手清陵となりました。能代市勢や有力校の金足農業、秋高が抽選会でどこに入るか興味深いです。

明桜と秋商はこれで6月開催の春の東北大会に駒を進め、まだまだ公式戦が続きます。一方でそれ以外のチームの公式戦はこれにて終了、残すは夏の選手権秋田県大会となりました。

さて、最近の高校野球観戦で目立つのは、スタンドでのカメラによる映像撮影です。これは、個々の選手の技術指導に役立つだけでなく、対戦相手の選手や投手の対策にも使用されます。

春の秋田県大会での八橋球場では、バックネット裏の前面席に撮影禁止エリアが設けられていますが、後方スタンドには撮影カメラが並んでいます。分析班を持つ大所帯のチームもあれば、熱心な父兄の協力を得ているチームもあります。

競技スポーツとデータの関係は、近年ますます密接になっています。高野連(日本高等学校野球連盟)は、メディア公開試合の映像を録画して対策することを公式に推奨していませんが、個々の学校や監督が独自に録画して対策することへの禁止までの制約はありません。

試合中の記録写真および動画撮影は主催者の許可が必要な場合もあります。ただ、映像の利用方法については明確な規定がありません。これにより、多くの学校や監督が試合の分析や練習の参考資料として映像を録画しています。

ただし、録画した映像を無断で公開したり、商業利用することは著作権法違反となる可能性があるため、注意が必要です。高野連は著作権法を遵守し、倫理的な範囲内で映像を利用することを求めています。

例えば秋田県のメディアも春の大会の映像を提供しております。上位進出したシード校や有料校を含む全チームの映像が揃っており、録画ソフトを使用すればチーム力向上に役立てることができます。夏の大会では、グラウンドに出る前から既に分析や対策が始まっています。