アクセス解析研究所の突然の仕様変更

- 今日は秋田県から何人来たのだろう
- Googleアナリティクスは高機能ですが
- 高機能と使いやすさは別物です
- 作る側と使う側の目線
- メーカーでも同じことがあります
- 「できる」と「必要」は違います
- ホームページのアクセス数は一つの物差しです
- 15年続けたブログだからこそ
今日、長年利用してきた「アクセス解析研究所」にログインすると、画面のフォームが突然変わっていました。
ログインそのものは問題ありませんでしたが、確認してみると、これまで無料版で見ることができた県別のアクセス情報がなくなっています。
私は15年間ブログを続けていますので、アクセス解析そのものを楽しんできました。
今日は秋田県から何人来たのだろう
そんな程度のことでも、個人ブログを書いている者にとっては結構面白いものです。
今回の仕様変更で、その機能がなくなったのは少し残念です。
もっとも、アクセ「ス解析がなくなったからといって、ブログをやめるつもりはありません。
15年続けてきましたので、これからも淡々と続けていこうと思っています。
Googleアナリティクスは高機能ですが
アクセス解析といえば、Googleアナリティクスがあります。
無料で利用でき、非常に高機能です。
以前勤めていた会社のホームページにも導入されていました。
しかし、実際に使う側からすると、これがなかなか難しいのです。
情報システム部門から説明を受けても、欲しいデータを取り出すまでが大変です。
もちろん、専門的な分析をするのであれば素晴らしいツールなのでしょう。
ただ、営業担当者が知りたいことは、もっと単純です。
「今月は何人来たのか」
「どの商品ページが見られているのか」
「前月よりアクセスが増えたのか」
「販促活動をした後にアクセスが増えたのか」
この程度のことが、すぐ分かれば十分な場合もあります。
高機能と使いやすさは別物です
ここで思うのは、
高機能であることと、使いやすいことは別なのではないか
ということです。
Googleアナリティクスには膨大なデータがあります。
しかし、膨大なデータがあることと、必要な情報を簡単に取り出せることは同じではありません。
以前のアクセス解析研究所の無料版は、その点が分かりやすかったのです。
必要な数字が画面に並んでいて、専門知識がなくても見ることができました。
「秋田県からアクセスがあった」
それだけでも、個人ブログを書く者には十分な情報です。
作る側と使う側の目線
これはアクセス解析に限った話ではないと思います。
システムを作る側と、実際に使う側では、目のつけどころが違います。
エンジニアや研究者にとっては、
「こんなデータも取れます」
「こんな機能も追加できます」
ということ自体が技術的な価値になるでしょう。
しかし、ユーザー側からすれば、
「それを私は使うのですか?」
ということになります。
作る側にとっての「できること」と、使う側にとっての「欲しいもの」は、必ずしも一致しません。
メーカーでも同じことがあります
私は長くメーカーの営業をしてきましたが、これはメーカーの商品でもよくあることだと思います。
誰も求めていないのに、新しい機能を追加する。
技術的には素晴らしい。
しかし、その機能のために部品が増え、コストが上がる。
さらに機械であれば、部品が増えれば故障する可能性も増えます。
つまり、
機能追加 → コスト増加 → 故障要因増加 → 保守負担増
ということも起こり得ます。
ユーザーが求めているのは、必ずしも「何でもできる機械」ではありません。
必要な機能が確実に動き、壊れにくく、扱いやすい機械のほうがありがたい場合もあります。
「できる」と「必要」は違います
これはメーカーの商品開発だけでなく、現在のDXにも通じる話だと思います。
「こんなことができます」
という説明は簡単です。
しかし、本当に重要なのは、
「ユーザーは、それを必要としているのか」
ということではないでしょうか。
機能を増やすことは、技術者にとっては進歩かもしれません。
しかし、ユーザーにとっては、複雑になっただけという場合もあります。
便利にするために追加した機能が、逆に使いにくさを生んでしまう。
これは少し皮肉な話です。
ホームページのアクセス数は一つの物差しです
企業のホームページについても、アクセス解析は販促活動を見る一つの指標になります。
例えば、チラシを配った。
展示会に出展した。
営業活動を行った。
その後、ホームページへのアクセスが増えた。
もちろん、アクセス数だけで販促の成果をすべて判断できるわけではありません。
それでも、
「自分たちが発信した情報が、どのくらい見られているのか」
を知るための一つの物差しにはなります。
だからこそ、営業担当者にとっては、難しい分析機能よりも、必要な数字がすぐ分かることのほうが重要だったりします。
15年続けたブログだからこそ
今回のアクセス解析研究所の仕様変更は、私にとって少し残念な出来事でした。
しかし、考えてみれば、これもブログのネタになります。
毎日は淡々と過ぎていきます。
大きな出来事が毎日起こるわけではありません。
それでも、長くブログを書いていると、ちょっとした変化に目が止まります。
今日のアクセス解析の仕様変更もそうです。
そして、そこからGoogleアナリティクス、情報システム、メーカーの商品開発、DXまで話が広がっていきました。
ブログとは、そういうものなのかもしれません。
特別な出来事を待つのではなく、日常の中で少し気になったことを拾い上げる。
私は15年間、そんなことを繰り返してきました。
アクセス解析の県別表示がなくなっても、ブログを書くことには何も変わりありません。
アクセス解析がなくても、書くことはできます。
そして、15年続けましたので、これからも淡々と続けていこうと思います。