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縁故入社が生む“信頼”と“温かさ” 〜前職との比較から見えたこと〜

縁故入社が生む“信頼”と“温かさ” 〜前職との比較から見えたこと〜

私は現在、地方の会社で契約社員として働いています。前職は全国展開するメーカー。制度や契約は厳格で、いわゆる“ビジネスライク”な職場でした。そんな私が今、縁あって前職の取引先だったこの会社に入社し、働く環境の違いに驚くことが多々あります。

その中でも特に感じるのが、「縁故入社」の持つ力です。

縁故入社というと、時にネガティブな印象を持たれることもありますが、実際にその中で働いてみると、まったく違う景色が見えてきます。

縁故入社の多い今の職場では、「紹介してくれた人の顔を立てたい」「裏切れない」という責任感が自然と生まれます。私自身も、前職時代のご縁でこの会社に入れていただいた立場。だからこそ、日々の仕事に対しても“信頼に応えたい”という気持ちが強くなります。

一方、前職では縁故入社は皆無。人間関係はドライで、成果と契約がすべて。評価されなければ、遠慮なく辞める。そんな空気が当たり前でした。私自身も、そこに未練はなく、辞めるときも「お世話になりました」とだけ伝えて、あっさりと去りました。

今の職場では、たとえ契約上は賞与がない立場でも、夏・冬と特別に支給していただきました。これは制度ではなく、“人と人とのつながり”から生まれたものだと感じています。前職では、たとえ少額でも契約外の支給などあり得ませんでした。

縁故入社がある職場は、確かに“しがらみ”もあるかもしれません。でもその分、「人を大切にする文化」「信頼を重んじる空気」が根づいています。それは、働く上での安心感や、やりがいにつながっていくのです。

もちろん、すべての縁故入社がうまくいくとは限りませんし、制度の整った大企業にも良さはあります。ただ、私にとっては今のような“人の顔が見える職場”の方が、心地よく、誠実に働ける場所だと実感しています。

これからも、いただいたご縁を大切にしながら、日々の仕事に向き合っていきたいと思います。


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