2025年、人生が地続きで変わった年
――退職・転職・中古マンション購入・下宿生活という“再構築”の一年

2025年が終わろうとしています。
例年であれば「今年も早かったな」と振り返るところですが、今年ばかりは違いました。
3月までの出来事が、もう昨年のことのように感じられます。
それほどまでに、私の暮らしはこの一年で大きく動きました。
3月31日、29年間勤めた会社を退職いたしました。
そして翌日の4月1日には、新しい会社に契約社員として出勤しておりました。
たった一日しか空いていない転職。
例えるなら、まるで8月15日の終戦のような感覚です。
昨日までの価値観が終わり、今日からは新しい時代が始まる。そんな節目でした。
しかも転職先は、前職の取引先でした。
担当していた現場もそのまま継続しています。
引き継ぎの挨拶に訪れた現場では、前職の後任者と並んで「お世話になりました」と頭を下げ、
続けて現職の担当者として「これからよろしくお願いします」と再び頭を下げました。
まるでコントのような場面でしたが、皆さんが笑顔でいてくださったことが何よりの救いでした。そんな“地続き”の現実が、私の転職を象徴しているようにも思えます。
2月には、秋田市に中古マンションを購入いたしました。
人生で初めての“持ち家”です。
嫁さんが暮らす秋田に、ようやく拠点を持つことができました。
これまでの転勤人生では、どこか“仮住まい”の感覚がつきまとっていましたが、
このマンションには「帰る場所」という実感があります。
まだまだ整備途中ではありますが、週末に帰るたびに少しずつ整えていくのが楽しみでもあります。
2025年は、仕事だけでなく「暮らし」も大きく変わった一年でした。
そして、盛岡での単身赴任生活が始まりました。
人生で初めての“下宿”生活です。
正確には「パンション」と呼ばれる形態で、日曜・祝日を除く週6日、朝夕2食付きというスタイルです。
これが、思いのほかありがたいものでした。
食事の心配がないだけで、日々の生活がずいぶんと楽になります。
ワンルームのアパートから食堂へ通う日々。
夕暮れの道を歩きながら、「今日も一日終わったな」と思える時間が、今ではちょっとした癒しになっています。
そして、ここにもまた“非日常”があります。
パンションの食堂では、年長者は70代の方と、60代の私。
その他大勢は高校生と大学生たちです。
普通ならあり得ない組み合わせですが、今の時代らしく、会話はほとんどありません。
それでも、同じ食卓を囲むというだけで、どこか“静かな連帯感”のようなものが生まれている気がします。
29年間の会社員生活では味わえなかった、ちょっと不思議で、ちょっと懐かしい“下宿暮らし”。
これもまた、2025年がくれた思いがけない贈り物です。
退職、転職、住まいの変化、単身赴任、下宿生活。
こうして振り返ると、2025年は「変化の年」でした。
けれど、どれもが“地続き”でつながっています。
終わったようで終わっていない現場、
始まったばかりの新しい暮らし、
そして、変わらずに続いている自分の日常。
2025年は、人生の“断絶”ではなく、“再構築”の年だったのかもしれません。
来年もまた、地続きの時間を、丁寧に歩んでいきたいと思います。
なお、次回のブログでは、私の記録と記憶の中心にあるテーマ――今年の秋田の高校野球とLIVE体験について綴りたいと思います。
応援に込めた思いや、ライブ遠征で出会った“静かな奇跡”の数々。
2025年という節目の年に、あらためて振り返っておきたい大切な記録です。