今シーズン最初の高校野球公式戦観戦は、あいにくの雨でスタート。それでもこの流れで秋の大会まで突っ走ります。会場は久々の秋田県こまちスタジアム。昨シーズンは改修工事のため、2年ぶりの観戦となりました。
【高校野球】組み合わせ-第73回春季東北地区高等学校野球秋田県大会 : 一球速報.com | OmyuTech
改めて感じるのは、入場券売り場からスタンドまでの距離。階段と通路の長さが想像以上です。
一昨年オープンした盛岡市のきたぎんボールパークには、スタンド最上段まで上がれるエレベーターが設置されており、高齢者には優しい設備が整っています。
こまちスタジアムの客層を見ても、高齢の方々が多く観戦に訪れており、市場にはエレベーター以外にも様々な昇降設備があるため、予算を確保して設置を検討してほしいと感じます。
昨日観戦した春の秋田県大会準決勝の2試合では、ノースアジア大明桜高校と能代松陽高校が、山形県開催の東北大会へ出場することが決定しました。両チームとも、投手の粘り強いピッチングと安定した内野守備が光り、無駄な失点を防ぐ戦い方が際立っていました。
能代松陽 満塁からタイムリーで追加点! 7回裏 松陽 5 秋田西 0
能代松陽 満塁からタイムリーで追加点! 7回裏 松陽 5 秋田西 0 pic.twitter.com/UBT0NqESho
— にんたまんドットコム (@h36nintamam5) May 24, 2025
残念ながら、本日予定されていた決勝戦は雨天順延。昨日のこまちスタジアムも曇天で、5月にしては肌寒い気候でした。
春の大会の日程について、他の地区と同じようにもう少し前倒しできないものか、と毎年感じます。他の地区では現在地区大会の真っ只中。6月中旬の東北大会から夏の大会までのスパンは、あまりにも短すぎるように思われます。
公式戦以外では、練習試合や四商大会、工業高校大会、農水産高校大会が開催され、7月までの1か月はその日程を消化しながら迎えることになります。
かつて能代市で開催されていた全県高校招待野球大会は、夏の大会の前哨戦として、好カードが並ぶ大会でした。春の大会が前倒しになれば、この大会の形を変えて復活する可能性もあるでしょう。
いずれにせよ、春の秋田県大会が終われば、夏の秋田県大会までの期間は東北大会を挟んでほんのわずか。負傷中の選手は怪我の回復を優先し、好調の選手は夏を乗り切るための体力づくりに励む時期。そして何より、メンタル面の強化も重要な要素となります。
学生スポーツができる時間は、決して長くはありません。その限られた期間を最大限に活用し、選手たちは夏の大会へ向けて準備を進めていくことでしょう。