浜省さんのファンクラブ会報本日到着！
昨年はアリーナツアーで、今年はファンクラブ限定のホールツアーが開催されます。若手ミュージシャンとは異なり、70歳を超えた大御所が毎年ステージに立つことは、私たちにとって非常に貴重な存在です。ポール・マッカートニーやミック・ジャガーが80歳を超えてもステージや新譜に取り組んでいる現状を見ると、日本の音楽シーンにおいても70代はまだまだ活動の盛んな時期と言えるでしょう。
年金の支給開始年齢が65歳になり、企業の雇用義務も65歳まで延長されました。将来的には、年金や雇用義務の年齢が70歳になる可能性もあります。大御所ミュージシャンは、好きなことにのみ取り組む自由を享受していますが、一般の定年退職者は好ましくない仕事を続けざるを得ない状況にある方も多いです。シニア層の中には、好きなことだけに時間を費やしたいと考える方もいるでしょう。
浜省さんのファンクラブ限定ライブは、数年前から60年代の影響を受けた楽曲のカバーで始まり、70年代、80年代の楽曲をフィーチャーしたセットリストで進行してきました。今回もその流れを汲むのであれば、80年代中盤以降の作品が中心となるはずです。これらは、彼が最も精力的に全国をツアーしていた時期の作品であり、現在のライブでも引き続き歌い継がれています。オーディエンスも、当時は10代から20代の青春期にあり、感受性が豊かな年代でした。ライブ当日は、80年代中盤のセットリストで会場は大いに盛り上がることでしょう。
浜省さん自身も、70歳を超えてまでロックンロールシンガーとして活動するとは思っていなかったでしょうし、私たちオーディエンスも、還暦を過ぎてライブに足を運ぶとは想像していませんでした。ミュージシャンもファンも歳を重ね、いつかはこの世を去ります。しかし、彼らの作品は永遠に残ります。
久々に高校野球以外のテーマを書いてみました。ではまた。
