能代松陽惜敗春夏初の8強入りならず
それにしても、こんな試合を戦前誰が予想できたでしょうか?
【第95回記念選抜高等学校野球大会】3回戦
能代松陽 0 0 0 0 0 0 0 0 0 = 0
大阪桐蔭 0 0 0 0 0 0 1 0 X = 1
忘れられない秋田県勢甲子園好ゲーム
大阪桐蔭戦惜敗での悔しい甲子園ベスト16。まだ夏がある。もっと上を目指す為の課題は見つかったはず。高校野球界の王者相手に、大健闘。このゲームも生涯忘れられない秋田県勢の甲子園のゲームになりそうです。
今までは全部夏の大会ですが、春の選抜では初。地元からの初出場ということ、相手が大阪桐蔭、さらに惜敗ということでなおさらです。よくぞここまでという満足感と、一方でここまでやれるなら勝ってほしかったという気持ちが心で交錯します。
次は甲子園で大阪桐蔭に勝ってほしい
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。能代松陽と大阪桐蔭の試合。悔しく思っている能代松陽の選手とベンチが一番わかってることでしょう。おっさんは夏も期待してます。
能代市勢でNOSHOの活躍は、2010年からでここ10年。その前は平成4年の能代高校の甲子園が最後。地域での明るい話題が少ないなかで、能代松陽硬式野球部の存在は地域にとっても大きい。
今日は横綱 大阪桐蔭とがっぷり4つの試合でしたが、少し前までは想像すらできない組合せと展開。特に秋田県勢は夏の初戦13連敗が、2010年まで続きました。さらにその間 能代市勢にとっての甲子園はさらに遠い道のり。それがようやくここまで、甲子園に爪痕を残せるまでになりました。
いろいろな声もあるけど、全国制覇・頂点を目指す上では、まだまだ通過点。
全国的には、無名のNOSHOをここまで引き上げた工藤監督の手腕は見事。甲子園で延長惜敗した2011夏 如水館戦は広商全国制覇の迫田監督、今回は大阪桐蔭の西谷監督。歴戦の優勝監督達を追いつめた実績。さらに県内でも就任以来ずっと上位を維持。公立校の教職でこんな指導者はなかなかいない。次の夏は強豪に勝ちきってほしい