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能代松陽センバツ初出場で3スポーツ紙を買ってみた

能代松陽センバツ初出場で3スポーツ紙買ってみました。朝日系列の日刊スポーツ、主催の毎日系列のスポーツニッポン、読売系のスポーツ報知の3紙。能代松陽の評価は共にC。まぁ 東北地区3枠目としては妥当な評価。ただ、この辺りの評価は曖昧でして、東北地区ならV校の仙台育英がA評価、準Vの東北高校がB、3枠目の能代松陽がC評価と、ザックリな色分け。さらに3紙共に注目選手は松陽のエース投手をあげています。

能代松陽と仙台育英のスコアは1-2。現実的には経験値や選手層など数字に表れない両者の差はまだまだありますが、スコア上の差であれば僅かに1点。

2月に発売される高校野球の専門誌の場合も、編集部が都内となる関係上、関東または開催地の関西の話題が豊富になると思われます。東北地区をはじめとする各地方の出場校の情報はおそらく深場では取りきれてないはず。地区大会の優勝校で神宮大会の上位校以外は、それほどランク分けするほどの差は無いでしょう。

記載のチームの横顔の記事も3紙共に同様な能代松陽の内容。主な卒業生は現広島カープスカウトの近藤芳久氏。そういえば近藤投手の頃の能代商業も、秋季東北大会の準決勝で東北高校と対戦しての敗退。当時21世紀枠や第3枠があれば、おそらくそれが甲子園への初出場だったでしょう。カープでは背番号は29番、三村監督時代に中継ぎから先発にまわったローテーション投手でした。

ただ能代松陽は、能代商業と女子高の能代北高との統合校なだけに、能代北の卒業生への配慮もほしいところです。

ところで、スポーツ紙の地方での紙面の割り付けはどうなっているのでしょう?東京版と大阪版では1面は相違するだろうし、北海道・東北・中部圏・中四国・九州など細かに1面の振り分けはあるのでしょうか。

おっさんは岩手県盛岡市に住んでおりますので、この度の岩手県はセンバツへの選出校は該当無しの地域。購入した3紙では、スポーツ報知さんが唯一春のセンバツの東北地区代表3校で1面扱い。他の2紙は、東京版で清原選手の慶応高校が1面トップでした。東京版の慶応高校の扱いは、同校OBのなせる業なのか? 

残念ながら、唯一の能代松陽をB評価としているサンケイスポーツさんは手に入りませんでした。ではまたです。