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年末年始の秋田の高校ウインタースポーツがクローズ・2023年も頑張れ秋田県勢!

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毎年恒例の年末年始の高校ウインタースポーツ。秋田県勢の成績は、全ての競技で上位進出ならずと残念な結果でクローズ。特筆は秋田工業ラグビーの2勝。とは言っても全国最多出場・最多優勝の実績を知る方々にとっては物足りないところ。

昭和・平成・令和と大会を重ねるたびに、競技全般で公立主体の秋田県勢はなかなか勝てなくなりました。競技レベルも年々向上する中、限定された地域の選手と限られた環境では、なかなか追従できないのも頷けます。

おっさんが注目する高校野球でも、全国の古豪の公立の商業高校は成りを潜め、全国強豪私学が甲子園の上位を独占する時代が続いています。初の東北地方へ深紅の優勝旗を持ち帰った仙台育英の環境も素晴らしい。

施設紹介 | 仙台育英学園

競技の高みを目指す選手にとっては、環境が揃う秋田県外の有力私学を進路とすることはごく自然なこと。ただ、私学の高額な学費や寮費を考慮するとなかなか気軽に選べない個々の事情もアリ。本来であれば、秋田県内私学がこれを担うべきところですが、他県と比べて私学が非常に少ないことも秋田の特徴。スポーツの分野では、私学は明桜高校一択が実情。

そのような事情も踏まえ、公立でも体育科を用意している他県もあることから、アスリートに特化した受け皿の公立校もそろそろ秋田県でも必要な時期。さらに地域への影響力があるスポーツの部活にとっては、県内いくつかの重点校を決めクラブチーム化も視野に入れた編成もほしい。地域の社会人チーム・経験者OBの協力も仰げる体制があればさらにヨシ。

少子化と学校の統廃合はこれから避けられない時代の流れ。既に高校野球も連合チームでの試合出場となる高校もあるくらい、いづれ近い将来には全競技で県大会の出場校も激減すると思われます。

高みを目指す選手の為には、強化重点校を最初から指定し、指導者・環境を整えた方が競技レベルの向上に繋がります。分散していた個々の選手を、地域の強化指定校に集中させれば、それでヨシ。勿論 楽しむべきスポーツ・部活もあるべきで、それはそれで存続する流れで。

昨年の今頃も同じような記事書いています。あと残すは都道府県駅伝のみ。2023年も頑張れ秋田県勢 !では またです。

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