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21世紀枠の地区推薦校決定❗️能代松陽と由利のセンバツ初出場は?

 

さてと、昨日決定した2023春のセンバツ地区候補9校が決定!東北地区は秋田県の由利高校が東北地区の推薦校として選出。春のセンバツが能代松陽と由利の2校が選出されるのが秋田県としては嬉しい選考。候補9校中の由利の秋季大会の成績はダントツ。他県や他の地域との兼ね合いもあるし、記念大会で東北一枠増もあるし、結果はふたを開けてみないとわかりません。

先ずは、来春の大会が第95回記念大会となるため、出場校を通常より4校多い36校に。一般選考枠が32校に増え、東北、関東、東海、四国の4地区を1校増。普段から、東北の一般枠が2校は少ないと考えていますので、この度の1校増しは大変ありがたい措置。

21世紀枠に限って言えば、東日本の場合は北海道・東北の推薦校が選ばれるケースが過去からあります。21世紀枠が地区割り不均衡や公立の古豪校への配慮の側面もあることから、この度増枠になっている地区からの21世紀枠の選出は、例年よりもハードルが高くなりそうです。

一方で過去の記念大会と21世紀枠の選出をみてみると、70回大会は聖光・花巻東・日大山形が一般枠で21世紀枠が由利工と計4校。さらに65回大会は仙台育英・聖光・盛岡大附に21世紀枠 いわき海星 さらに東北絆枠で山形中央の5校。特に一般枠と21世紀枠は別物との見方もできます。

ただ過去2大会の東北6県の地域性をみると、70回大会は福島・岩手・山形・秋田の4県で4校、65回大会は、宮城・福島・岩手・山形の4県で5校。地域のバランスも考慮している選出でもあります。今年の選考の場合、優勝と準優勝校の宮城県2校と優勝校との準決勝敗退校と21世紀枠校の秋田県2校が順当となります。東北6県中2県のみの偏った地域性が他の地区と比較してどう映るか?

以下で示されているように、センバツの一般枠でも例年すんなりいかないように、21世紀枠はもっと難しい。秋季大会の成績なら由利や氷見、度重なる強豪校惜敗なら稚内大谷が該当するし、公立進学校なら石橋、小野、城東が該当します。

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「センバツの招待大会としての特性を生かし、高校野球の模範的な姿を実践している学校を選ぶ」という理念から制度化された枠。野球部としての強さだけではなく「模範的」という基準で3校が選定される。
運営委員会が掲げる具体的な条件は次の通り。
1.秋季都道府県大会のベスト16以上(※加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)
2.以下の推薦例のいずれかに当てはまること
・少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服
・学業と部活動の両立
・近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない
・創意工夫した練習で成果を上げている
・校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている

 

報知高校野球の3校目の予想は能代松陽ですが、由利の21世紀枠での出場の場合は聖光学院が地域性から優先される場合もありえます。なんとも難しい。1月の選考会の結果を待ちましょう。

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東北地区の高野連さんは秋季東北大会ベスト8の由利を擁しての21世紀枠狙い。秋田県高野連さんも 久々の2枠狙い。ただ一般枠と重複する県よりも、重複しない他県の推薦校がまだ地区4校目を獲得するには順当だったのでは?

個人的には21世紀枠よりは、偏った地区別の一般枠を是正してほしい。北海道 1枠で東北2枠は、やはり少ない。